【BL】オリジナル

□2日目
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『ハッ…ぁ、やだ…ッ!』


先ほどから部屋に響き渡るバイブ音


坂野の体内に埋め込まれたバイブが蠢く


『ひぁ、や…ッやぁ…ッ!』



ただひたすら喘ぐ坂野


その光景を口の片端を上げて見ている岸沼


なぜ、こんなことになっているのかと言うと…



前章を読んで貰いたい…
今の俺には説明すらする気力がない


バイブは丁度前立腺に当たり、今すぐにでもイきたいのだが、陰部に結びつけられた紐が解放を許さない



『んぁ…ッひゃ…ッ!も…ッむりぃ…ッ!』



「だからさ〜意地張ってないで
“岸沼が欲しいです”って言ってみ?」


『ざけ…ッんな!馬鹿…ッ!』


だが、坂野の変なプライドが邪魔をする


「あっそ
じゃあずっとそうしてれば。」


冷たく言い放し、どこかへ出掛ける素振りを見せる


『あ…ッ待っ…て…ッ!どこ、い…ッぁあ…ッ』


「お前がいつまでも素直になんねーから俺、飽きちゃった。
女の所行ってくるわ。」


と、心にもないことを言ってみる


すると坂野は突然泣き出した



『…ッく、グスッ…ひ、ぅ…ズズッ…』


「ちょ、なんだよ…」


困った様子の岸沼

とりあえず、バイブのスイッチを切ってやる


『ゃだ…ッ』


「え?」



『俺、以外の奴のとこ…行っちゃやだ…ッ!』


顔を真っ赤にさせ、一生懸命に言葉を紡ぐ坂野
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