【BL】オリジナル

□4日目
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溜め息混じりに呆れたように言う岸沼



『ん…ッんぅ…』



坂野も諦めたのか、大人しく岸沼の自身を舐め始める



「ん…やっとかよ」


『ん…ッぷぅ…』



ヌチュヌチュと卑猥な音が響く



すると



「あ…ッ」



丁度坂野が裏筋の辺りを舐めたときだった

いきなり岸沼が甘い声で喘いだ



『…?』


「ちょ…まて…ッ」



ここか…?



『んっ…ん…ぅ…ッ』



いいところを重心的に舐めてやる



「ぁ…ま、て…ッちょ…っぁあ…ッ!」



やはり甘い声を出す岸沼



『ここがいいんだ…?』



なぜだか岸沼に勝った気になって調子ずく坂野



自身を再び口に含む



「ゃ…め、ろ…ッ離せ…!で、るぅ…ッ」


『んんん…ッ』



坂野の口の中に出された岸沼の精液



「ハッ…ハア…ッ」


『ぷはっ』



やっと満足に息ができる


岸沼はよほど気持ちよかったのか、まだ脈うっている



そして終わってから気付く馬鹿な坂野



「ハア…おい坂野…」



低いドスのきいたこえで呼ばれる



『ぁ…ッ』



逃げようにも縛られているためそれは叶わない


ベッドに仰向けに投げられる



『やぁ…っごめ…ッ』


「ご主人様の言うことも聞けないようなメイドには…な…?」



完全に怒ってる…
かなりヤバい…


怒った岸沼は何をしでかすかわからない



『ごめ…なさい…ッ
ごっご主人様ぁ…ッ許して…ください…ッ!』


「今更媚びても遅いんだよ。」



ダメだ…
終わった…


坂野が自分の死を覚悟した瞬間だった



パシャッ

というシャッター音



『ぇ…』


「永久保存な」



坂野が青ざめていく


無情にもシャッター音は止まらない



『ゃ…ッやだぁ…撮んないで…ッ!』



初めはただ撮っていただけだったが、いつの間にかスカートを捲られたり自身をアップで撮られたりと、かなり恥ずかしいことをされる



『やぁあぁ…ッぅ…ヒックやめ、てぇ…ッ』



堪えていた涙が一気に溢れ出す



「泣いちゃったかー
まあ、自業自得ってやつだよなー」



相変わらず不機嫌の岸沼
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