過去御礼SS
□くまのなまえ
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ライト「ねえスバル、この子って名前何て言うの?」
アヤト「こいつって…カナトに貰ったこれか?」
スバル「ちょっ!クマに勝手に触んじゃねえ!」
ライト「ねえだから名前は?」
スバル「だからクマだ」
アヤト「はあ?まさかクマ≠チて名前なのか!?んだよそれダッセ!」
ライト「アヤトの言う通りだよ〜、工夫がなさすぎ…愛情が足りないんじゃない?」
アヤト「カナトに怒られるぞ」
スバル「お、思いつかなかったから取りあえずそう呼んでるだけだ!つか、カナトのテディだって同じようなもんだろ!」
ア・ラ「あ……」
ライト「そういえば……テディってテディベアの略だもんねぇ」
アヤト「テディ≠ェ定着しすぎて忘れてたぜ」
カナト「……僕のテディがどうかしましたか?」
ライト「スバルくんのこの子の名前の話だよ。僕はビッチちゃん≠ェいいと思うなあ」
スバル「絶対却下だ」
アヤト「じゃあ俺はチチナs」
カナト「却下です」
ライト「むしろ乳あったら怖いよねぇ…」
アヤト「お前だって、ビッチのぬいぐるみって何だよ気持ちわりぃ!」
ライト「ビッチちゃんは言葉の響きが好きなの!意味はないよ」
アヤト「だったら俺だって……!」
スバル「お、おい。ぬいぐるみの名前ごときで喧嘩してんじゃねえよ!」
カナト「ぬいぐるみ……ごとき……?せっかく僕がプレゼントしたのに…っ…ふぇっ…」
スバル「あーーークソッ!悪かったよ!」
カナト「ふん、冗談ですよ(ケロリ)それより皆センスなさすぎです。この子がかわいそう」
アヤト「じゃあカナト考えろよ!」
カナト「いいですけど……」
スバル・ライト・アヤト「…………(ドキドキ)」
カナト「この子の名前は……………」
ス・ラ・ア「…………(ゴクリ)」
カナト「…………ベア。」
ス・ラ・ア「…………!!」
ライト「………(テディと)」
アヤト「………(ベアで)」
スバル「………(テディベアかよ!)」
ス・ラ・ア「……(ダサい…)」
レイジ(←遠くで聞いていた)「(ビッチ・チチナシ・クマ・テディ・ベア……弟達のネーミングセンスのなさは異常ですね。もしやこれは遺伝なのか?だとしたら私も気を付けなければ……!)」
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アヤト「ちょっとチチナシ見せろ!」
ライト「ああ〜んビッチちゃんは僕と遊んでたのぉ〜」
カナト「ベアはテディと遊ぶんです!」
スバル「おいっ!クマの手引っ張るんじゃねえ!」
……結局、それぞれの名前で呼ぶことにした。
【おしまい】