過去御礼SS
□スバルとテディの長い1日 B
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(スバルの部屋にて)
「スバル……。そ〜んなに見つめ合っちゃって、テディ子と一体何しようとしてたのかなぁ?」
いつの間にかライトが、開けっ放しだったドアの前に立っていた
『ーーーライト、お前いつからそこにいたんだよ!?』
「カナト君に話を聞いてね、今来たとこ♪今日2人で一緒に過ごすんだって?羨ましいなぁ〜」
ライトは明らかに俺をバカにしたような顔をしている
『はぁ?俺はこんなクマどうでもいい!!』
「ひどいなぁ〜、女の子にその態度は無いんじゃない?テディ子ちゃんがかわいそうだよ」
『うるせー!!だいたいコイツが女だって何で分かるんだよ!!オスかもしんねーだろ!!』
カナトはまだ分かるがライトまで
こんなぬいぐるみに熱くなるなんて、頭がおかしいに決まってる
「えぇ〜だってさぁ……」
ライトは俺の手からクマを奪い
「テディのココ、こんなにスベスベしてるんだも〜ん。何もついてないってことは、女の子でしょ?」
人間相手だったら確実に訴えられるだろう場所を、ニヤニヤしながら撫で回した
『ちょっ!!お前、変なとこ触ってんじゃねーよ!!』
「あれぇ〜?オスかもしれないし、どうでもいいんなら、別にイイでしょ?」
『………。』
「テディ子ちゃんもさ、こ〜んな冷たい奴より、僕と過ごそうよ?一緒にイイ事いっぱいしよ〜」
ライトの手がクマ…いや、テディの服を脱がせようとした時
『!!………いいから、返せ!!』
ついこんな事を言っちまった
「フフフ返せ≠セって。いつからスバルのモノになったの?」
分からねぇ、俺もおかしくなっちまったのか?
だけどライトの腕に抱かれるテディを見ていたら
コイツを助けたい≠チて
無意識にそう思っちまったんだ
『いいかライト、コイツに指一本でも触れたら、お前をぶん殴る!!』
つづく
スバル堕ちたなw