過去御礼SS
□テディは女の子?
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(ダイニングにて3つ子)
「なぁカナト、コイツってオスなのか?それともメス?」
「…知りませんよ。テディはテディです!アヤトには関係ないでしょう!」
「ん〜。ここに何もついてないから女の子じゃない?フフ、すべすべ〜♪」
「ちょっ!!どこ触ってるんだ!!汚い手を離せよライト!!」
「カナト君ってば、毎日女の子抱いてるなんて、うらやましいなぁ〜」
「……おいっ!マジでかよカナト!そいつ俺にも貸せ!」
「いや、お兄ちゃんより僕の方が毎晩確実に満足させられるよ。ねぇテディ?」
「う、うるさいお前ら!!僕のテディだ…ふ……ふぇ…ワーーー!!」
(バタン!)
(ドタドタ……)
「あ〜あ、行っちゃった…」
「ちっ!面白くねーの。まぁここでワンワン泣かれるよりマシだろ」
(カナトの部屋にて)
「テディ…ごめんね…。僕、君のこと全然わかってなかったよ。
やっぱりいつまでも抱っこされたままは嫌かな?
そのうち『お風呂は一人で入る』とか『自分の部屋が欲しい』とか
『カナト君うるさい!』とか言い出すのかなぁ…?
そしていつか、どこかの奴が『テディを僕に下さい!』ってやって来たら…ワ――――――ン!!!!」
(ドアの前にいたレイジ)
「最近のカナトはいつも以上に情緒不安定ですねぇ…何かあったんでしょうか?」
おしまい♪