第1章:侵掠の彗星(白色彗星帝国戦役編)

□プロローグ
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――無限に広がる大宇宙――。

数多の星が生まれ、また死んでいく。
死んだ星の骸は、やがて新たな星の一部となって再び輝き始める。
宇宙はまさに輪廻転生。

‥‥8年に及ぶガミラス帝国との戦争で総人口の大半を失った地球は、宇宙戦艦ヤマトが往復29万6000光年に及ぶ命懸けの航海で持ち帰った放射能除去装置を運用することで辛うじて滅亡を免れ、恒星系国家『地球連邦』として、急速な復興と太陽系内の開発を急ピッチで進めていた。

時に西暦2201年8月。地球は再び繁栄期に入ろうとしていた――。

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