機械オタク、魔法界に参上!
□プロローグ
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俺は前世の記憶がある。
そんなことをいきなり言われたら、周りは俺が狂ったとしか思わないだろう。
しかし、これは俺にとっての真実。
まぁ、もちろん誰にも話したことなんてない。
そんなこと言ったってどうにもならないだろう?
むしろマイナス面ばかりだろ。
そんな俺は前世では俗に言う「機械オタク」だった。
俺は機械がないと生きていけない……
そのくらい機械が俺の人生の一部だったんだ。
だというのに……だというのに……………
俺は「魔法族」に転生してしまったのだ!!
しかもあの児童書“ハリーポッター”の世界の!!
しかもとても有名な純血主義の一族の末裔………
父は俺が生まれる前に亡くなり、母は俺を産んだ時に亡くなった。
その結果、俺の保護者はなんとあの純血主義で有名なルシウス マルフォイ……
これは俺にもう機械と関わるなっていうことなのか?
いや、そんなの俺に耐えられるはずがない!!
ならばどうするか?
もちろん、純血主義を無視して機械と触れ合うのさ!
そして、マグルたちと友達になり機械を扱う機会を増やすのさ!
マルフォイ家?
そんなの俺の知ったことじゃない。
純血主義の一族?
はっっ。もう俺しかいねぇんだからどうでもいいぜ。
原作?
俺は機械があれば生きていける。
例え先祖があのサラザール スリザリンだろうと俺はスリザリン寮以外に入りマグルの友達を作るんだ!!