黒子

□ボクだって妬きます
1ページ/1ページ


 





青峰君だって男です。
なので女性の胸に興味を持つ気持ちもわかります。

それでもやっぱり…


ボクはアナタの恋人なんです…!







「青峰君!」
「な、なんだよテツ…」
「この際はっきりさせてください。青峰君はボクと巨乳、どっちが好きなんですか?」

ボクは真剣な眼差しを青峰君に向けて問いかける。

「ボクだっていくら好きな人がおっぱい星人でも、流石に妬きます。青峰君はボクじゃ満足できませんか…?」
「何言って…そんな訳ねーだろっ!」
「そうですか。なら良かったです」

そう言うとボクはしゃがみ込んで青峰君のズボンのベルトを外しチャックを下げると、下着の中から青峰君の自身を取り出し裏筋を舐める。

「ッ…!」
「ン…はむ…ッ…ふ」

青峰君の自身を口に含み必死にフェラをする。

「テツ…ッ…やめ……」

ボクの頭を抑える青峰君の腕に力は入っていない。

「んぅ…」
「ッ…テツ…放、せ…出ちまう…!」
「…ふ…出し、て…いいです…よ……」
「…っく……!」

青峰君が欲を吐き出し、それを残さず飲み込む。

「ッ…ん……沢山出しましたね」
「…くそっ……」

青峰君に押し倒されて視界が反転する。

「お前が誘ったんだからな、テツ」
「ン…ふっ……」

食いつくような青峰君のキスに応える様に口を開けば熱い舌と舌が絡んで唾液が混ざりあってどちらのかわからないそれが糸を引く。たったそれだけの事で頭の中は真っ白になって何も考えられなくなりそうだ。

「あ…ッ…ん、ふ…」

ぐちゅりぐちゅり、上も下も、前も後ろも弄られていつの間にか恥ずかしい水音がうるさいくらいに響く。

「んあ、あ…あぁ…」
「テツ…入れるぞ」
「は、、い…きて…ン…くださいっ」

ズプリ、、とゆっくり、青峰君の熱を持った自身がナカに入ってくる。

「…あ、あん…ッ…」
「テツんナカ…あちぃ…締め付け過ぎだッ…食いちぎられそ……」
「ッあ…言わ、ないで…ンぅ、ください…」

イイところを突かれて喘ぎ声が止まらない。

「ふ、あ…あん、あ…あぁ…」
「ッ……出すぞ、テツ…」
「っああぁ!!」

青峰君の熱をナカに吐き出されるとボクも達した。







「なあテツ、何であんなことしたんだよ」

二人でベッドで横になり、青峰君に頭を撫でられる。それが心地いいだなんて青峰君には言いませんけど。

「秘密です」
「なあテツ…」
「……」
「なあ、」
「…青峰君は、ずるいです」

ぎゅっと顔を隠すようにボクは青峰君に抱きつ着く。

「ボクには、女の人のような胸はありません。だけど…それでもボクは青峰君の恋人なんです。」

だから…

「だから青峰君はもっとボクを見てください。バスケをしている時だけじゃなく…もっと、もっと…っふン…」

青峰君の唇が重なり、ボクの言葉は遮られる。

「バーカ、俺はとっくにお前しか見えてねーんだよ。お前が俺しか見ていないようにな」
「ッ……」


やっぱり、青峰君、あなたという人はどこまでも……


「ずるい人ですね…」




fin.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ