黒子

□俺の恋人
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俺には恋人がいる。
よくさつきだと勘違いされるがアイツはただの幼なじみで、俺の恋人はモデルの黄瀬涼太だ。







「っン、…ふぅ…」

黄瀬をベッドに押し倒し、まるで獣が食いつくかの様にキスをする。
舌を入れ、口内を犯すように。
「…ん、うぅ……」

女慣れしていそうな面をしているくせに、こうやってキスをするだけでコイツは照れて赤くなり、息をするのも忘れちまう。
「っは、はぁ…」
「なんだよ、キスだけで感じたか?」

ズボン越しに黄瀬の自身を軽く押してニヤリと笑みを浮かべてみせる。

「ッ、ぁ…」
「んな顔すんな。抑えらんなくなるだろーが」
「青峰っちが抑えた事なんて、無いじゃないっスか…」
「………それもそうだな。よし、犯す」

言うが早いか早急に黄瀬の服を脱がす俺。

「相変わらず白い肌だな」

白い肌に花弁を散らす。
コイツは俺のなんだと、他の奴らが気安く触れてはならないんだという意味を込めてのマーキング。

「なあ、黄瀬。お前のおっぱい軽く尖ってきてんぞ」
「いっ!!あ、青峰っち…」
「揉んだらデカくなったりしてな」

ククッと笑い、そう言ってやると、黄瀬は熟した苺みたいに顔を真っ赤にした

「な、ならないっ!ならないっスから!!」
「試してみよーぜ」
「青峰っ…ひゃぁ!!」

男の乳首がデカくならない事くらい俺だって知っている。
だがこうして慌てるコイツの顔が見たいから、知らないフリをする。

「…ぁん…ぅ……」

片方の乳首は手で悪戯し、もう片方の乳首は口で悪戯してやる。

「ン…ぁ……ぁう…」

揉んで、抓って、弾いて、引っ張って、舐めて、噛んで、吸ってやると黄瀬の乳首はピンッと尖った。

「ッ、あぁ…」

乳首しか弄ってないってのに、黄瀬の下半身に目を向ければズボンにはうっすらと染みができていた。

「随分と辛そうだな」
「んぅ…青峰っちの、せいっス…」
「嗚呼そうだな。今楽にしてやるよ」

下着ごと一気にズボンを脱がすと勃起し、先走りがドロドロと溢れる黄瀬の自身が露わになる。

「ちょっと刺激したら直ぐにでもイきそうだな」

ピンッと自身を指で弾いてやるとビクッと黄瀬は震えた。

「一回イッとけ」
「ふあ、ぁあん!!」

軽く扱いて、先端に爪を立てると黄瀬は呆気なくイッた。

「はぁ、はぁ…青、峰っちぃ…」
「あん?」
「ナカ…ナカも、触って欲しいっス…」

潤んだ瞳でそう言う黄瀬。


「フッ…淫乱だな。いいぜ、ナカも弄ってやるよ」

黄瀬の白濁液を指で掬うと、それを秘部に塗り付ける様に指を突っ込む。

「いっ…、」

くちゅりくちゅりとわざと水音をたてて、ナカの指を三本まで増やし解すと指を引き抜く。

「…ッぁ…!」

俺も我慢の限界で早急に自身を取り出すとヒクヒクと蠢く秘部に宛がい、一気に最奥まで貫いた。

「ンああぁッ!!」

コイツ、俺はまだイッてねえってのにまた一人でイきやがった…。

「動くからな」
「ぁ、ま…待っ!」
「待てねえ」

パンパンッと規則的に肌がぶつかり合う。

「ぁ、青峰っち…イッちゃ…ンン…またイくっスぅ!!」
「ッ…イけよ。俺も限界だ」

余裕なんてない。
ラストスパートをかけるように素早く動く。

「ッひ、ぁ、ああぁんんっ!!」
「くッ…!」

黄瀬が絶頂を迎え、締め付けられると、俺も熱を黄瀬のナカへと吐き出した。

「…涼太…好きだぜ。愛してる。」

余韻に浸る黄瀬にそう言って、軽いキスをすると、それに応えるかの様にふわりと微笑みを浮かべた。






fin.

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