庭球

□攻守交替
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忍足の野郎…
毎度俺様を好き勝手やりやがって。
そろそろ主導権を握らせてもらうぜ。王は俺様だ!







「覚悟しな忍足」
「あのー……景吾さん…ついに襲い受けデビューでもするんか…?」

侑士を押し倒し跨がるように上に乗って見下ろすと、満面の作り笑いを浮かべてそんな事を言って来たがその筈はない。俺様は本気だ。

「俺様が冗談でこういう事すると思ってんのか?アーン?」
「ですよねぇ…」

諦めろ侑士。
今日はたっぷりと俺様の美技に酔わせてやるぜ。

「ッ…ふ……、」

キスをして、先に舌を絡めて吸ったり噛んだりを繰り返してやれば力が抜けて簡単におちた。

「は…ぁん……」
「お前可愛過ぎだろ」

耳元で囁いた後、耳に舌を入れる。

「ッひゃ!…ア、カン…て……景ちゃ…」
「耳気持ちいいだろ?ゾクゾクして」
「ひぅ…ン、んうぅッ……」

耳を舌で舐めたり噛んだりし、時折わざと音をたてて犯してやりながら、服の中へ手を入れ、胸突起を撫でて摘んだり引っ張ったりすると大袈裟なくらいに反応した。

「なんだよ、普段俺様に乳首触られるの好きやなあ、とか言うくせにテメーも触られるの好きなんじゃねーか」
「…ぁ…ち、ちゃう…ッ」
「アーン?何が違うんだ?下だってこんなにおっ勃てて」
「っく…ぁ…」

太股で侑士の反応をし始めているモノを刺激してやれば甘い声が漏れる。

「なあ、もしかして下着ん中もうグズグズなんじゃねーか?」
「…ふ、ぁ…ッンうぅ…」

わざと焦らすようにゆっくりと時間をかけて下着ごとズボンを脱がせばドロドロになっていた。

「おい、まさかお前…乳首だけでイッたのかよ」
「…ぁ、はぁ……言わん…といて…」
「実は俺様より才能あるんじゃねえ?」
「言うなや、ドアホッ」

羞恥心から逃れようと顔に腕をあてる侑士の様子が凄く可愛くてもっと恥ずかしがらせたくなる。

「こんなになってんだ。もっと気持ち良くなりたいだろう?…今日は俺様が抱いてもいいよな?」
「…アホ、一々聞くなや……」
侑士の反応に満足し、俺は白濁液を指に絡め、ゆっくりとナカに入れて動かした。

「ッい…ン、っく……」
「キツ……指が食いちぎられそうだぜ」
「ひ…ぅ……ッあ…」

俺様のを突っ込むんだからな、あまり痛い思いはしてほしくないからじっくりと慣らしてやる。指をさ迷わせ、ある一点を突くと一層甘い声が響いた。

「ン…く…ああッ…」
「ここがイイのか?」
「ふっ…ぁ、あ…」

暫くソコを刺激してやり、充分に慣らしたところで指を抜いてやる。

「いくぜ侑士」
「ッ…ン……ぃ…」
「っく…」

指で慣らしたとはいえ、排出機能しかないソコはやはりキツい。侑士も苦痛で顔を歪ませている

「侑士…こっち向け」
「…景ちゃ…ッふ…ン……」

キスをして舌を絡ませ侑士の自身を扱き、いくらでも苦痛を和らげてやる。そうしながら俺の自身ゆっくりとナカへ入れる。
「…ぁ…は、入ったんか…?」
「嗚呼、お前んナカ、気持ち良いぜ」

再度キスをし、ゆっくりと身体を動かし始める。

「ッ…あ…ン、ふ…あ、あぁ…」
「ッ……」
「あ、んぅ…あ…えぇ…気持ちエェよぉ…」

景ちゃん。景ちゃん。名前を呼ばれる度にキスをする。

「はぅ…ン…景ちゃ…イく…イッてまう…!」
「いいぜ、俺様のテクでイきな!」
「く…ン…ふ…ああぁッ!!」

前立腺を突き上げてやれば侑士は盛大に白濁液を吐き出して達した。















「…アカン……やってもぉた…」

後片付けを済ませ、侑士を抱きしめ頭を撫でていると、散々喘いだせいで掠れた声をして呟いた。
「いいじゃねーか、このまま俺様と攻守交代だ」
「景ちゃん、それ関西人も笑えない冗談やで…?」
「当然だ。冗談じゃねーからな。くせになりそうだぜ」

そう言って抱きしめて触れるだけのキスをする。

「堪忍してや。気持ちエェけど、なんや彼氏ポジのプライドが…」
「たまにはいいだろ?普段と違うの一面が見れて俺様はお前に惚れ直したんだからな」
「……ホンマ景ちゃんには敵わんわ」

これからもずっとお前だけを愛してるぜ。





fin.

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