狩人小説
□除念師編
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私はゾルディック家を出て、少しの旅のあと、森の中で倒れているところをクラピカさんと、その師匠に拾われた。
そして今に至るまで毎日修業三昧だ。
クラピカ
「蜜香。
そろそろ休んだ方がいい。」
蜜香
「……もう少し。」
クラピカさんはいつも私を止める。
そして私はそれにいつももう少しと答える。
ミズケン
「…蜜香がいると、お前は自暴自棄にもなれないな。」
クラピカ
「……。」
ミズケン
「…とうにオーラを使いきっている勢いなんだが、あいつはまだ続けられる。
あの微弱だったオーラをよくここまで伸ばせたな。」