ポケモン
□第零話
1ページ/8ページ
湧き上がる歓声、熱気
そして少しだけ高ぶる心
この感じは嫌いやない。むしろ好きや
ここは、カントー地方 ポケモンリーグ会場
ポケモンマスターを目指し、
各街のジムリーダーを倒してきた強者達が集まる場所
のはずなんやけど……何やねんこいつは…
「リーグ…リーグ、リーグ…皆見てる、皆見てる、…どーしよ…はわわわわ…」
少女はセイナ
手にモンスターボールを持ってるちゅーことは、きっとトレーナーなんやろなぁ。
ほんで、俺の前をさっきからフラッフラッ
歩かれて正直かなり邪魔なんよ。
一瞬、フラッと少女が倒れはった
すると、モンスターボールからポケモンがでてきはってその少女を支えたんや。
見たことのないポケモンやなぁ
きっと、ジョウト、カントーにはおらんポケモンやな
そのポケモンは主人がしっかり立ったの確認すると、横に立って一緒に歩き始めた
…。…。…。…。…。
ドガッ
「邪魔や。どけ」
少年?はミレン
俺は少女を蹴った。
しゃーないやろ邪魔やったんやから。