REBORN!色々

□記念日 リボーン
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「なぁ沢田の野郎を此処か ら落としてやろうぜ」

「おっそれ良いのな♪」

「そしたら二度と冷夏もいじめられない な」

そう言って俺を落とそうとするクラスメイ ト達俺は一歩一歩後退りしていく最後には フェンスまで来ていた

「もう逃げ場はないぜ沢田」

そう言って今にも落とそうとするクラスメ イト達

「やめて!!」

片方の腕を振りほどいた恋歌が叫びながら 俺の方に手を伸ばす 徐々に傾いていく俺の身体

「嫌!やめて!!お願いだからやめ て!!」

恋歌の目には涙が浮かんでいた

(レン・・・俺の為に泣いてくれるん だ・・・優しいね・・・こんな俺の為に泣 いてくれるなんて・・・・)

もう片方の腕も振りほどこうと頑張ってい る恋歌

(ありがとう・・・恋歌・・・今まで俺を信 じてくれて・・・俺の側にいてくれ て・・・)

もう片方の腕も振りほどいた恋歌が近付い て来ようとする

ありがとう・・・そして・・・・そような ら・・・

最後に口パクでそう残した 一度驚いた様に目を見開きその後に大粒の 涙を流しながら叫んだ

「いや・・・いやいや・・・やめて!お願 いやめて!ツナを殺さないで!!い やぁぁぁあ やめてぇぇぇえ!!」

その声が終わる前にツナはクラスメイト達 に突き落とされてしまった

「ヒクッ・・・ツナぁ・・・ヒクッヒ クッ」

地面に座り込み泣く恋歌

「・・・・し!・・・・人殺し!!」

目に大粒の涙を溢しながら恋歌はそう叫ん だ

「やっていい事といけない事の区別ぐらい 付けられないの!!あんた達がやった事は 立派な犯罪よ!!」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

恋歌の言葉に沈黙しか返せないクラスメイ ト達

「・・・だから・・・絶対に許さないんだ から!!うわぁぁぁぁん」

そう言って大泣きし始めた恋歌に 誰も何も出来なかった出来るわけがなかっ た
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