輪廻の中から抜け出して

□16 突然の悲劇
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マ「ライラ、なにか身の回りに異変があったらすぐにいえ」


『う…うん』




最近一段とマダラが過保護になった


それもそのはずでライラが敵に狙われているからだ






『でも…なんで私なんだろう』




そう。狙われていることはわかったがなぜ狙われているか理由が分からなかった。





マ「前にもいったかも知れないが、性質変化をすべて使えるものは本来ならいないはずだ」




『それでか…』



マ(まぁ、容姿目当てもいるがな)




『でも…なんで知ってるのかな?』





マ「ライラが初めて俺の前で力を使ったときに目をつけられたんだろう…」




『あれか!!』





本当に面倒だな…





『マダラ、本当ごめん』




マ「いや、俺にとってはいい修行だが…」











マ「お前がさらわれたことを考えると…」







『大丈夫よ!!多分…』




マ「ライラの多分はだいたいいい方に運ばないからな…」





『なによそれ…』





マ「まぁ、ライラみたいな天然は俺にしか守れんな」






『天然じゃないわよ…』



マ「ふっ」



『鼻で笑わないの!!』



『でも…ちゃんと守ってよね』


ライラはマダラをそっと抱き締めた


マ「当たり前だ。そのために今から戦いに行くのだろう…」



マダラもライラの背にてをまわす



『本当にごめんね』





マ「この仮は返してもらうぞ」




『ほどほどにお願いします』





マ「ふっ。それじゃあいってくる。」




マダラはライラに軽いキスをし家をでた。












マダラが家をでて2時間、ライラはいつものとおり掃除をしていた




『毎日掃除じゃ鈍っちゃうよ』



そしていつものように愚痴ってた




『まったくなんでこんな広いんだy…』




「きゃぁぁぁ!!」





お手伝いのひすいが叫び声を上げた





『今のはひすい!?』



ライラは声の聞こえた部屋に向かって走った。






『ここか!』




ライラは勢いよくドアをあけた





ひ「きては駄目です!!逃げて下さい!!」




その部屋を見渡すと5人の男がいて一人はひすいの首元にクナイを当てており、足元にはかんなが倒れていた。






『かんな、ひすい!!』





「おまえがうちはライラか。探す手間が省けたぜ」


「大人しく捕まれ」




『嫌に決まってるじゃない』





「こいつがどうなってもいいんだな」



「ライラ様!!はやくマダラ様のところにお行き下さい!」



「黙れ女!」


男はひすいを殴ろうとした


『これでいいでしょ。ひすいに手を出さないで』



ライラは武器をすべてすて、両手を上にあげ、男に近づいた。





「大人しくしてろよ」


男はライラの手をうしろで縛り布を口に当てた



ひ「ライラ様!!」



ひすいは緊張のあまり腰を抜かしてしまって、床に座ったままでいた。




ライラは布を口に当てられた直後意識をとばした

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