輪廻の中から抜け出して

□15言わなくても
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マ「ライラ、今大丈夫か?」


『また使ったのね…』



ライラはそういい、マダラを横にさせて目の上に手をおいた。


マ「いつも悪いな…」



マダラは目の上に置かれたてを撫でながらいった。



シューー


音と共にライラの手から青い光は消えていった。


マ「ライラ??」


急に術を止めたのでマダラは何事かと起き上がった。



マ「ライラどうした?おちつけ」



マダラはライラを抱き締めた背中をとんとんと叩いた。



ライラの瞳からは涙が流れていた。



『うっ…うぅ……マダラぁ…』



マ「どうした…??」



『お願いよ……。もう写輪眼は使わないで……』


マ「………なぜだ??」




『だってこのままじゃ……』

失明しちゃうよ??


それは女の勘とかそういうものではなく、目に見えてわかることだった。




マ「すまない。いくらライラでもそれだけはダメだ」



『どうして……?』



一族のため??


そんなもののために貴方が犠牲になることないじゃない。


マ「ライラ…。お前のためだ」


『えっ??どういう』


あまりにも意外な答えが帰ってきて涙が引っ込んだ。


マ「おまえは狙われているんだ。」























おまえは狙われているんだ






一瞬なにが起こっているのかわからなかった


狙われている?



誰が??




マ「ライラ、おまえを傷つけさせない」




マダラはライラを後ろから抱き締めた。







私のため??




『ならなおさら…』



マ「もし俺の命が狙われていると知ったらどうする」




マダラの命が狙われていたら??


そんなの簡単よ


『狙った奴らを全滅させるわ』


あ…




マ「俺も同じだ」




そうか…

マダラも私と同じ気持ちなんだね



『なら、あんまり使っちゃ駄目、約束よ』



ライラは後ろからまわされた手を握っていった。




マ「あぁ。」




マダラは手に少し力をいれて答えた



マ「ライラ俺から離れ」

ガラッ

イ「兄さん調子は…」



イズナはマダラ達を見て少しため息をついた



イ「今日はいつになく辛そうだから心配してたのに…。心配して損したわ」





イズナは少し怒りぎみに部屋を出ていった。



マ「おいっ!!」



『マダラ行ってきなよ。イズナがかわいそうだよ』



マダラはライラのほうを少しみたあとイズナを追いかけた。














心配しなくたって私はマダラから離れないわ。









(##NAME1といちゃつく元気あるなら仕事してよね)
(す、すまない…)

(仕事休んできたんだ…)









意外とちゃっかりしてるマダラ様(笑)

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