輪廻の中から抜け出して
□12 そうだ新婚旅行をしよう!!A
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<サン>
ありえねぇ……
俺の…俺のライラがあんな、小僧と結婚だなんて…………。
今まで、ライラの隣にいたのはこの俺様だったのに……
ちくしょう!!だからか!!
だから、最近ライラは俺を口寄せしなかったのか…
めっちゃ寂しかったぞ!!←キャラが…
認めん認めんぞ!!
「俺は認めんぞ!!」
『サン、どうしたの??今日は様子が変だよ??』
「お前のせいじゃ!!」
マ「全くうるさい犬だな。」
マダラはイやみったらしくいった。
「だいたいお前のせいだぁ!!」
サンはちゃんと走りながら←ライラの言うことはきっちり守る マダラに怒鳴った。
「お前なんかがライラを守れるわけないだろう。」
マ「そんなことがあるわけないだろう。ライラは命に換えても俺が守る!!」
『いやん。マダラったら!』
あいかわらず、いちゃついてる二人をみてサンは怒った口調でこう言った。
「いったな小僧…。」
『サ……サン??』
明らかにオーラが変わったサンにライラは戸惑った。
「いいだろう。この俺に勝ったら、認めてやろう。」
サンは、急ブレーキをかけた。
その表紙で、ライラは転んだ。マダラは華麗に着地していた。
流石うちはの頭領。
マ「余裕だな。」
『いったあー!!』
「ふん。いい度胸だ。その代わり、お前がライラを守れないとわかった瞬間、お前は俺の餌になるからな。」
『サンもやめ…てゆーか、無視!?』
マ「犬のエサなんてごめんだな。」
『アタシの言うこと無視ですか!!』
ある意味可愛そうなライラだった。
マ「かかってこいよ。 犬が。」
ぶっちーん
サンのなかの何かが切れた。
「こんの、小僧ぉぉぉー!!黙っていれば調子に乗りやがってぇ」
『ちょ、サン…??』
ライラですら、今までみたことがない怒りかたをしたサンにライラはビビった。
(毛を切るとき、間違えて首の回りだけバリカンで剃ってしまった時以上だ…)←そりゃ怒るわ(笑)
「どぅわぁいたい、俺は狼だぁー!!どこからどうみても犬じゃねぇだろぉ」
マ「よく吠える犬だな」
「犬じゃないっていってるだろうがぁ」
サンは物凄いスピードでマダラに襲いかかった。
しかし、マダラはそれをすらりとかわした。
「写輪目か…。小僧がいっちょまえだな。」
マ「くっ…。なんだこれは…(体が痺れる…)」
「俺はただ噛みつくだけの狼じゃねぇよ。俺は猛毒つかいだ!!」
「死ねマダラ!!」
サンが、マダラに襲いかかった。
マ「くっ…天照!!」
『ストーップ!!』
ギリギリのところで、ライラが、結界をつくり二人の間に入った。
二人はその反動で、弾き返された。
『全く。今二人とも本気だったでしょ!?』
「「……。」」
『もう…。だいたい二人は……』
そこから、ライラの長い説教が始まった。
((ライラの説教は、無駄に長いんだよな…))
実は仲良くなれるかも
二人の心が初めて共通した(笑)
続く