輪廻の中から抜け出して

□11 そうだ新婚旅行をしよう
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マ「そうだ新婚旅行をしよう!!」




『またそのパターン!?』



結婚式をあげて、はや二週間。

私たちは晴れて夫婦になれたのだが、生活は今までと変わらなかった。

のだが、今日のマダラはいつもと違い帰って来るなり毎度お馴染みの(むしろしつこい)発言をした。






『急にどうしたの??(ドキドキ)』

冷静を装っているが、内心どこにいくかドキドキライラだった。




マ「それが…。カクガクシカジカでだな。」


イ「そうだったんだ!!兄さんよかったね!!」



『ちょっ!!!カクガクシカジカじゃ伝わらないよ!てゆーか、なんでイズナわかったの?!まさか…テレパシー?』



イ「(テレパシーって…)まぁ、兄弟だしね。」

『ふーん。』


マイ「(自分から聞いといて反応薄!!)」



『んで、結局なんでマダラは突然新婚旅行だなんて言い出したの??』



イ「うちはの皆が兄さんにライラと新婚旅行に行ってくるよう休みをくれたんだよ。」




『あー!!なるほどね!!』


マ「まぁ、そんなとこだ。んで、ライラはどこかいきたいところはあるのか?」


『うーん。そうだな。海……うん。海がいい!!』


マ「海か…。よし、それじゃあ明日の夜ごろに出発するから荷物を用意しとけ。」


マ「一週間は帰ってこないから、ちゃんと準備しておけよ。」



『うんわかった!!』







ライラはそういい部屋から出ていった。









『えーと、着替えと、下着と、あ!!水着もいるよね♪』


ライラは鼻歌混じりにマダラとの新婚旅行の支度をしていた。


マ「ライラ準備はできたか?」


『うん!だいたい終わったよ!』



マ「それなら、もういくか。」



イ「兄さん達、もう行くの?」


マ「あぁ。ライラの支度がいつになくスムーズだったからな。」


『なにそれー!いつも早いです!!』


マ「この間、たかが服を選ぶのだけに、人を1時間待たせたやつはどこのどいつだ?」

『むー。』


ライラとマダラがいちゃついてるのを見ていたイズナは、申し訳なさそうに話しかけた。


イ「兄さんがいない間は、僕がしっかりうちはを守りますから、安心してライラと楽しんで来てください!!」


『ありがとうイズナ!!んじゃ、いってくるね!』

マ「悪いな。任せたぞイズナ。」


そういい、マダラとライラは家をでていった。




『口寄せの術』

少し歩いたところで、ライラはサンをよびだした。

サ「なんだ、こんな夜に。腹ならへってないぞ。」

『これから、マダラと新婚旅行するから、ちょっと海まで乗せていって!』


マ「まぁ、そういうことだ。」


サ「はぁ!新婚旅行だぁ!?」


サンはこれでもかというほど口を開いて尋ねた。


サ「お前ら結婚したのか?」


『あれぇ?いってなかったっけ??』

サ「聞いてねー!!」


サンはショックのあまり、うつむいてしまった。


『ほらサン!!眠そうなふりしても無駄よ。あなた夜行性でしょ!』


ライラはサンが落ち込んでるのをしらず、サンの上にのった。

『マダラも早く!!』


マ「あぁ。」

マダラはライラの後ろにのった。



『出発!!』



サンはいつもの十分の1の速度でしか走れなかったそうな(笑)





続く

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