輪廻の中から抜け出して

□8 幸せ
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最近私の心臓は反抗期だ。マダラを見るとギュッってなってドキドキして苦しくなって…おさまって欲しいのに全然ダメで………。


まぁ、とにかくおかしい。なんなんだろう??



『はぁ……。』

イ「どうしたの?ため息なんかついて。」


『キャーってイズナか…。ビックリするな!』


イ「ビックリさせるつもりはなかったんだけど…。ごめんね。んで、どうしたの?」



『それがさぁ…。最近私の心臓、反抗期なの。』



イ「はっ?」


私はさっきのことをイズナに話した。






イ「ぷぷ…。くくくっ………。あははは!」



『ちょっとイズナ!私は真剣なんだから!!』


イ「ごめんごめん。ライラがあまりにも鈍感で…。」

『!!失礼な!私は鈍感なんかじゃない!』


イ「(よくいうよ。)まぁ、その病気は遅かれ速かれ治るものだよ。」

『本当に!?』


イ「うん。本当だよ。(両思いならなおさらだよ。)」




『よかった。ありがとうイズナ!』



ライラは走ってどこかへ行ってしまった。





イ「兄さんには敵わないな…。僕だってライラのこと…。」

マ「イズナ。ライラ見なかったか??」




イ「兄さん…。ライラならあっちに走っていったよ。」




マ「わかった。ありがとう。」
マダラはそういいライラの方へ走っていった。







マ「ライラ!!」



『マダラ!?どうしたのそんなにいそいで?』


マ「ライラ…。お前に話したいことがある…。」


『??』


マダラはそういうと近くのベンチにすわり、ライラもそのとなりに座った。


『マダラ??』



マ「俺は…。ずっと…ずっとお前だけを見てきた。」

『////!!マダラ…??』



マ「ライラ、お前はずっと俺についてきてくれた。これからもずっと…俺の隣に居てくれないか??」



マダラは後ろからライラを抱き締めた。




『…………。』



マ「ライラ、お前が好きだ。結婚しよう。」




『………。』


マ「嫌なら振り払え。」



『……。ありがとう。』


マ「ライラ!?」



マダラはライラを正面に向けた。


マ「ライラ泣くな!そんなに俺が嫌か?」


『ウンウン違う。私は嬉しいの。マダラが私なんかのことを好きになってくれて…』



マ「いいってことか?勘違いしてしまうぞ??」




『私も…。私もマダラのことが好き!!』



マ「本当か!!」



『そんなつまんない嘘つかないよ!!』



マ「ライラ、これを受け取ってくれ。」


マダラはライラの前に金のリングを出した。



『ありがとう!!でも…こんなものいつの間に…。仕事も忙しいのに…。』



マ「ライラと買い物に行ったときに買った。」


マダラはそういい、自分のぶんのリングをはめた。




『ありがとうマダラ…。すごく嬉しい。』



ライラはマダラに抱きついた。
マダラもライラにてを回した。







ずっとこの幸せが続きますように




(そうと決まれば早速式を挙げるぞ)
(行動はや!)

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