輪廻の中から抜け出して

□5絶対的力
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『あそこか!』




ライラは1人瞬身をつかい上方山まできた。



すると、向こうの方で煙があがっているのが見えた。





『口寄せの術』



ライラがそういいながら地面に手をつけた。



ぽょん



「よぉ。久しぶりだな。」



白い煙とともに人二人はのれる巨大な白い狼がでてきた。




『久しぶりだけどごめんねサン。今からもうスピードであの煙の方に行きたいの。』



「わかった。」





サンと呼ばれる狼は煙の方にものすごいスピードで走った。

ライラはその上にのりただ前を見つめている。



「それにしても、ライラがそんなにあせるなんて珍しいな…。あそこに何があるんだ??」


『私の命の恩人がいるの…。だから今度は私が助けなきゃ。』


(こりゃほれてやがるな。)



「ライラ、そいつの名前は??」


『うちはマダラよ。』


(マダラか…。エサにしてやる。)




意外に過保護なサンでした(笑)ちなみに、おすです。









イ「兄さん!!」



マ「わかっている。かなりギリギリだ。きを抜くな。」



(くそっ。数が多すぎる……。このまま長時間は無理だ。早いとこかたをつけなければ……。)



イ「兄さん!!後ろ!」


俺としたことが!!



考えることに集中しすぎたか…。



マ「くっ………………??」





マダラは目をつむったが、本来くるはずの痛みが来ない。


恐る恐る見てみると…



『ごめんね。お留守番ほったらかしてきた。』



サンがてきをくわえライラはその上でマダラに言った。




マイ「ライラ!!」



マ「お前……。なんでここに…。しかもそれ……。」




『詳しいことはあと。とりあえず片付けるよ。サンお腹一杯好きなだけ食べてね。』


「ふっ。じゃあ、遠慮なくいただくぞ。」


そう言うと、サンは敵に突っ込んでいき次々と敵を食べていった。



『私もいきますか。』










『水遁大海爆発』



ライラがそういうと辺り一面海のように水がでてきた。




マダラとイズナはライラの後ろにいるので攻撃はうけていない。



『雷遁放電結晶』



さっき出したみずの中に稲妻がはしっていき、水にのみこまれた敵をつぎつぎに殺していく。




たったの術二発でほぼすべての敵を倒した。



マ「(水がないところでこれだけの量を……。さらに広い範囲にこれだけ威力のある雷遁を……。)」



イ「すごい……。」




マダラもイズナもライラの闘いに目を離せなかった。





『二人とも怪我はない??』




マ「大丈夫だ。」


イ「兄さんいじはらないの。僕より写輪眼使ってたでしょ。しかも身体中傷だらけ。」

マ「だっ黙れイズナ。俺はへっちゃらだ。それより…お前だって傷だらけだ。」



二人は地味に言い争いになった。



『はぁ、二人とも元気そうでよかった。まぁ、とりあえず動かないでね。』


「ライラ、ちょっとまて、俺もいれろ。」



サンがはしって、ライラのそばまできた。




『いいよ。んじゃ動かないでね。』


ライラはそういうと片手を前にだした。するとライラを中心とする大きな青い円が地面にできその上が光だした。




マ、イ「!!」

マ「なんだこれは!?」




イ「傷が治ってく…。」










『これでよし。』




「いつ見てもこの術はきれいで気持ちいいな。それじゃ俺はこれで」


サンは満足したように、もどっていった。




マ「ライラ、どういうことだ。」




『アハハハ。いつか言おうと思ってたんだけど…。私は一般人じゃなくて忍だよ。』




マイ「!!」



『今まで隠しててごめんね』


マ「それは問題ない。しかし…。なんで隠してた?」




『(そろそろいってもいいかな…。)私は産まれたときからの化け物。だから親に捨てられたの。今はだいぶコントロール出来るようになったけど…。昔は全然でね。無意識のうちに人を殺めてしまったこともある…。』




(あー。ついに言ってしまった。これを言ってしまったらもうここにはいれないよね…。)



『安心して明日にはここをたつつもり。』


ガシッ



マダラがライラを抱き締めた。


マ「自分のことを化け物なんて言うな。ライラ、」



『!!わ…私なんかが………』


私は誰かを守るとかそんなんじゃなく人を殺してしまった


そんな私が







マ「ライラ出てくなんて言うな。俺の隣にいてくれ……。お願いだ。」



『本当にいいの…』


ライラはマダラの背中に手を回した。







マ「何回もいわせるな」





イ「ちょっと二人とも僕がいること忘れてない?!」





「「あっ……!!」」



イ「ひどい(泣)」
















そのころのサン



「あっ!しまった!!マダラ食うの忘れた…。」

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