輪廻の中から抜け出して

□4日常
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『マダラ、イズナ、いってらっしゃい。』


マ「すぐ戻る。」

イ「ライラ、ちゃんとお留守番するんだよ。」

『アタシは子供か。いい加減そのセリフやめてよね…。』

イ「ごめんごめん。」



マ「いくぞイズナ。」



イ「それじゃあ、ばいばいライラ」



『いってらっしゃい。』











マダラ達と出会ってから10年たった。私は相変わらずマダラ達と同じ家に住んでる。

マダラはうちはの頭領になった。


戦争もだんだん多くなってきてそのせいで、最近はマダラ達は任務で忙しい。

私は毎日お留守番ときた。


『ひまだな…。私も任務に行かせてくれればいいのに…。』


そう。私はマダラ達が思ってるほどそんなに弱くない。



この年になって自分の秘めた力に気づいてきた。


まずは医療忍術。
千手柱間と同じように印を結ばなくても回復できる。
そしてなんと言うことか、半径5メートル以内ならその間にいる者すべてを回復できる。

もちろん大量のチャクラをつかうけど…。



そして私はどうやらすべての性質変化を使えるらしい。


本来ならあり得ないってマダラがいってたけど…使えるんだから仕方がない


我ながらあっぱれだ。




私はマダラ達が任務でいないとき、家の掃除など家事をしたあと、密かに修行をしている。


マダラ達はいまだに私が一般人だと思っている。


『まぁ、いつか言うつもりだけど…。』


まだそのときじゃない。



『こんなに考えるなんて私らしくないな…。』




『早く掃除しよう。』




この家無駄にでかいんだよな…。



ライラがぶつぶついいながらはたきで掃除をしていると後ろから声が聞こえてきた。


「ライラ様。また掃除なんかして…。掃除は私どもがやりますので…。」

茶髪でポニーテールをしている人がかんなで水色のショートヘアーのひとがひすいという名前で二人ともこの家のお手伝い、いわゆるメイドである。



『ううん。大丈夫。掃除でもやってないと暇で暇で…。』


ひ「ですが…。」

『いいのいいの。細かいことはきにするなそれわかちこわかちこだよ!』

(フルッ!!)












掃除も終えて、料理をつくりテーブルに並べていく。



『それにしても遅いな…。』



いつもならとっくに帰ってきているはずだ。



イやな予感がする。











『遅い!!』



あれから2時間たったがマダラ達は帰ってこなかった。





ガラガラ


『!!マダラ、イズナ!?』



「ライラ様!大変です。今すぐ遠くに避難して下さい!!」




1人のうちはの忍びが家に入ってくるなりライラのてを持ち、引っ張っていく。


『どういうことですか!?マダラとイズナは無事なんですか??』


「マダラ様とイズナ様お二人で戦っていますが、相手は千手。しかも数が多すぎる。我々もすぐに応援にいきますが。ライラ様を安全なところに避難してからだとマダラ様から命令がありましたので。」




『そんな…。』




私だけ1人逃げるなんていやだ。
マダラ達は私の命の恩人なんだから、今度は私が助けなきゃ。



『マダラ達はどこで戦ってるんですか??』



「うちはの北西にある上方山です。そんなことよりお早く…。!!」


『ごめんなさい。』



私はその人の手をはらうと、瞬身の術でそのばをさった。

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