「泥警-後編-」


□ふぁいぶ
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「あのー・・お客様?どうかなさりましたか?」

「どうもこうも・・夢、か?そっか・・夢なんだ・・はは・・」

そう言いながらパンコーナーに行く。

夢だよね?えー・・じゃ、どこから夢なわっけ?

え?え?

ちょちょちょ・・・?


グー・・・


夢でも、お腹すくんだなー。今頃サンタがウチの枕元にプレゼント置いてるころなのかねぇ?


明太子、明太子・・・。あ、佐賀の明太子、美味しいのかな?


明太子のおにぎりを一個とり、レジに向かう。

「夢ですね〜夢」

「は、はぁ・・?」

「あ、肉まんも一つ」

「はい」

商品を受け取り、ポッケに入ってる小銭を出して、外に出た。

いただきます。



肉まん食べ終わった頃。叫び声が聞こえた。

「?」

なんだろー?

そう思いながらおにぎりを食べ始めた。

夢だけど、やっぱり怖いものはあるなぁ。早く覚めてくれないかねー。

「おっ明太子やっぱうまいっ」




ドサ・・ドサ・・・




なんか、雪山歩いてる人の音がする。

コ、コンビニ入ろうかな?

「・・・・」

何かがウチの後ろで立ち止まった。

嫌な予感がする・・。

ゆっくり、ゆっくりと振り返った。

「ひっ!?」
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