「泥警-後編-」
□ふぉー
3ページ/22ページ
粒も剣もゲット・・。
あー・・何してんだろ?小原とか瑞希たちなら当然助けるけど、見ず知らずのやつ助けるほど優しかったっけ?俺・・
「・・っ・・」
涙目の上目つかいで俺を見てくる。
え・・結構整った顔してんじゃん、え!?
MIRAIの目の下にホクロあるバージョンやん!!
「っち・・あーなんだよ?」
「なんで?」
「はぁー?」
「・・助け・・て・・くれた・・んですか?」
「んなの、死にたくないーとか、助けてーとかほざいててうざかったからだよ」
「助けて・・は、言ってませんよ?」
っあーうぜー、こーゆーの・・。外見が良くても、中身がなー。
「俺には、そう聞こえたの。じゃあな」
俺はそう言って背を向け歩き出した時、携帯が鳴った。
春樹か・・
「もしもし?」
『ああ、大丈夫か?』
「おう」
『雄大はどこに飛ばされたんだ?』
「あー北海道かな・・くそさっみぃ・・」
『そうか』
「他の奴らも別々に飛ばされたのか?」
『おそらくな』
「そっか」
『みんな、一度あの公園に集まる』
「墓地公?」
『うん』
「そのつもりだから」
『分かった。なんかあったら連絡してくれ』
「おう、じゃな」