「泥警-後編-」


□ふぉー
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粒も剣もゲット・・。

あー・・何してんだろ?小原とか瑞希たちなら当然助けるけど、見ず知らずのやつ助けるほど優しかったっけ?俺・・

「・・っ・・」

涙目の上目つかいで俺を見てくる。

え・・結構整った顔してんじゃん、え!?

MIRAIの目の下にホクロあるバージョンやん!!

「っち・・あーなんだよ?」

「なんで?」

「はぁー?」

「・・助け・・て・・くれた・・んですか?」

「んなの、死にたくないーとか、助けてーとかほざいててうざかったからだよ」

「助けて・・は、言ってませんよ?」

っあーうぜー、こーゆーの・・。外見が良くても、中身がなー。

「俺には、そう聞こえたの。じゃあな」

俺はそう言って背を向け歩き出した時、携帯が鳴った。

春樹か・・

「もしもし?」

『ああ、大丈夫か?』

「おう」

『雄大はどこに飛ばされたんだ?』

「あー北海道かな・・くそさっみぃ・・」

『そうか』

「他の奴らも別々に飛ばされたのか?」

『おそらくな』

「そっか」

『みんな、一度あの公園に集まる』

「墓地公?」

『うん』

「そのつもりだから」

『分かった。なんかあったら連絡してくれ』

「おう、じゃな」
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