空色の記憶
□出会いと別れ
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『よし、これで終わり』
こんにちわ。
私の名前はユキ。
今はレオンたちに頼まれた買い物に来ています。
ていっても今終わったんだけどね;
『早く帰らないと…』
私が早く帰らないといつも皆は心配する…。
皆は心配性すぎるんだよなぁ。
?「うわ〜〜ん」
そんな事を思っていると誰かの泣き声が聞こえた…。
近くに行ってみると子供が泣いている…どうしたんだろう?
『どうしたの?』
そう聞くと子供は泣きながら言う。
子供「おかあさんと…ヒクッ…はぐれちゃって…」
つまり迷子なわけだ。
『大丈夫、私が探すから!』
子供「本当に?」
さっきまで泣いていたのに今はちょっと嬉しそうな顔をしている。
『本当だよ!』
笑顔でいうと子供も笑顔で喜んだ。
なんかこういうのって嬉しいな。
Σじゃなくて問題はどう探すかだ。
この町は結構ひろいからなあ。
それにハートレスも結構いて危ない。
だからこの子とはぐれたお母さんはめちゃくちゃ心配してるだろ…。
う〜ん…。
1つだけ方法があるんだけど…。
それしかないか…。
『〜♪〜〜♪♪』
私は町の中心で歌を歌いはじめた。
子供は最初はビックリしてたけど今は目を閉じて私の歌を聴いている。
私の歌は少し不思議で聴いた人は皆笑顔になる。
いつの間にか私はたくさんの人にかこまれていた。
歌が終わった瞬間凄い勢いで拍手がくる。
「ブラボー」とかいろんな声が聞こえるなか1人の女性が子供を抱きしめる…。
女性「もう!何処にいたの!心配したのよ」
子供「ごめんなさい!」
どうやらこの子のお母さんのようだ。
抱きしめられた子供は嬉しそうに私にありがとうと言いお母さんとてを繋いで帰って行く。
『(これでめでたしめでたしだね)』
そう思っていたらツンツン頭の男の子に声をかけられた。
?「君すごいんだね。俺びっくしたよ!!」
多分さっきの曲を聴いてくれていたんだろう。
よく見ると後ろにアヒル(?)と犬(?)みたいな人(というより動物?)もいる。
『ありがとう^^君達名前は?』
ソ「俺はソラ。こっちはドナルドとグーヒィー、よろしくね!君は?」
『私はユキ!』
ソ「…」
『どうかした?』
ソ「いや、なんか懐かしい気がしてさ…」
『え?』
言われてみれば確かに懐かしい気がする。
もしかしたらどこかであった事が…。
そう思ってると後ろの方から私を呼ぶ声がきこえてくる。
?「お〜い、ユキ〜」
よく見るとそれはユフィである。
『あ、ユフィどうしたの?』
ユ「あ、ユフィどうしたの?じゃないでしょ!いつまでたっても帰って来ないから心配したのよ!」
あ、買い物してたの忘れてた;
ユ「て、後ろにいるのってソラ!?」
やっぱりソラだとユフィが嬉しそうにしている。
知り合いなのかな?
ユ「ドナウドにズーフィーも!」
ド「ドナウドにグーヒィーだよ!」
名前間違えるって…知り合いじゃないの!?
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