転校生の事情

□好き?嫌い?
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はぁ〜。



今俺は学校に行く途中です…。



昨日学校から帰った後にバイトに行くのを忘れていました。



クビかもな…。



『はぁ…』



ため息しかでません。






そんな時ふと昨日の事を思い出した…。



『(会いたいな…ソラさんに…)』



てよく考えたら何思ってんだよ俺!!



何か恥ずかしいな///



?「お〜い、ルイ〜」



俺は頭の中が混乱した。(呼ばれている事に気付いてない。)



?「聞いてる?ルイ?」



ととんと肩をたたかれた。



気づいてなかった俺はだいたい想像つくと思うけど。



『ひゃあ!?』



とびっくりしたのであった。



つうか変な声でた…。



恥ずかし//



?「なんだよ、そんなに驚かなくていいだろ?」




何でこの人に今会うんだと俺は泣きそうになった。



あ、でも泣いたりしないよ。



『ソラ…さん…?』



そう言って後ろを振り向くとやはりソラさんが…



嬉しいはずなのに何か…。



まあでもとりあえず挨拶を…。



『おはようございま…』



?「ソラ〜」



と俺に抱きついてきた。



『!?///』



な、何だこの人!?



ていうか離れてくれ!!



いかなり抱きつかれたら顔赤くなるだろ!!



『あ、あの〜』



と言うとツンツン頭の子は顔を上げた。



?「あれ、ソラじゃない…」



どう見たら俺とソラさん見間違えるんだと俺は心の底から思った。



ソ「俺はこっちだよ」



?「あ、本当だ」



と彼は笑った。



というか早く離して欲しいんですが…。



『あ、あの…離してくれませんか…?』



俺は恥ずかしそうに言った…。



俺は男なのに男に顔を赤くするなんて変だと思った。



?「え〜でも君可愛いね…なんか離したくないな」



と意地悪な笑みを浮かべた。



なんだこの人は…つうか可愛い言うな!



『そういう可愛いとかは女の人に言うものです!』



俺はムッとした。



そのムッとした顔が可愛いと2人は思ったのだった。



「「///」」



『?(何で顔あかいんだ?)』



?「ていうか俺ちゃんと女の子に言ったよ?」



俺はその瞬間脱力した…。



『どいつもこいつも間違えやがって…俺は男だ!顔見ればわかるだろ!』



と言うと彼はびっくりした。



つうかびっくりすんな!



?「え〜!?どう見ても女の子でしょ…顔見ても」



はい、もう無理。



『てめぇ…』



俺は怒りでみちあふれた。



ソ「お、落ち着いてルイ!!ロクサスも謝りなよ!」



そう言うとロクサス(?)という少年はちぇっと言って俺を離した。



ソ「ごめんなルイ、コイツはロクサス、俺の幼馴染みなんだ」



ロ「よろしく」



笑うロクサスさんは結構カッコ良かった。



カッコイイじゃんか。



悔しいけど…。



『俺はルイ…よろしく』



まだやはりソラさん以外は友達になりたいって思えない。



よろしくなんて嘘だ。



ロ「君顔可愛いのに性格結構悪いね…よろしくなんてするきないだろ?」



俺はその言葉にびっくりした。



ソ「何言ってんだよ、ロクサス!」



ソラさんは怒っていた。



俺なんかのために怒らなくていいのに。



『クスクス』



俺は笑ってしまった。



ロクサスさんは驚いてる。



そんなにびっくりしなくてもいいのにな。



『そんなのわかってるよ、俺が性格悪いぐらい』



だからあの人達は俺の前から消えたんだ。



ソ「ルイ…」



ソラさんは心配そうに言った。



その逆にロクサスさんは笑いだした。



ロ「お前面白いな」



と言って。



『そんな事より早く行かないと遅刻するよ』



ソラさんは俺の言葉にはっと我にかえりうんと言った。






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