妖狐×僕SS BL
□放置プレイ
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「…かげたん…いつ帰ってくるのかな…?」
ボクは自分の部屋のベッドに寝ころびながら独り言を呟いていた。
かげたんが妖館を出てもう2ヶ月は経っていると思う。
かげたんに会いたい。
ボクは涙が出てきた。
「かげたん、うさぎは寂しいと死んじゃうんだよ…」
ボクは枕に顔を押し付けた。
バンッ!
「…?!」
なんの音かと思って顔をあげたら寝室のドアにかげたんが立っていた。
「私が帰ってきたというのに出迎えはなしか!我が肉便器よ!」
うそっ!かげたん…。
ボクは嬉しくてかげたんに抱き付いた。
「かげたん、かげたん…会いたかったよ〜。寂しかったよ」
ボクは泣きながらそう言った。
「残夏…さっきからずっと泣いてたのか?」
かげたんってたまに優しくなるんだよね。
ボクはそうゆうとこが大好きだ。
「うん…。かげたんに会えなくて寂しかった」
ボクはかげたんの服を握りしめながらいった。
「それはすまなかった。…今日は一日中ベッドで過ごそうか!日曜日だから大丈夫だろう」
かげたんはそう言ってボクの体を軽々く抱えてベッドに下ろした。
そして仮面をとった。
彼は仮面をとると超絶美形の顔つきをしている。
ボクはかげたんの顔を見るたびに胸がきゅんきゅんするんだ。
「…残夏、愛してる」
かげたんはそう言ってボクに激しいキスをした。
「んっ…ハァ、ん、んぁ…」
ボクの口からは吐息が漏れる。