暴走する力、知らなかった真実

目の前で人が死んでいくー…
少女は嘆く。
力が無くて?

違う…

力がありすぎて
少女は嘆くのだ。


少女の周りに倒れている者達は少女の、よく見知った者ばかり。
なかには、つい先程まで少女に話し掛け、笑っていた者もいる。
とても大切な優しい両親でさえも、栗林邸の広間で、少女に手を伸ばす形で倒れている。
少女は、大きな青色の瞳に大粒の涙を溜め、喉が潰れてしまいそうな程に大きな声で、叫ぶ。
その叫び声を聞く者は誰も居ない。
栗林邸の主人も、仕えていた多くの者達も、もうこの世には居ない。
皆が床に倒れ、息をしてはいない。
残っているのは、少女ただ一人きり。
全ての原因である
少女一人だけー……

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