暴走する力、知らなかった真実
□何も知らない平和な日々
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唯乃に合わせてしゃがんでいた父は、近付く母を向かえる様に、唯乃を抱えて立ち上がる。
そのまま母は、唯乃の頬を両手で包み込む。
「うん!良かったのっ!!」
唯乃は母に向かって、ピースをする。
すると母は、父に抱えられている唯乃の頭をそっと撫でる。
幸せで穏やかな時間
唯乃は嬉しくて、自然に顔が綻んでしまう。
若くて仕事が出来ると有名な父、天女の様に美しく美人と有名な母。
二人は本当に仲が良くて、唯乃の自慢の両親だ。
今までも、これから先も、永遠にー…
変わらずきっと。