ブリーチ2(夢)

□藍染2
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昼寝をしている剣八の側で、黒と白の着物を着た華奈が二人折り重なる様に寝ていた。

「子犬っぽい」
「・・・ああ」

弓親の呟きに、一角は頷きを返した。

白い着物を着た華奈は、死神である華奈のように十一番隊へ来てすごし、夜になれば藍染のいる牢へ帰って行った。

藍染に作られた自分をどう思っているのかは分からないが、仲は悪くないらしい。
と言うか、気味悪くはないのだろうか。

「いや、別に」
「はい」

黒と白どちらの華奈にもそう返された。そして、

「だって、伊江村さんの事好きってわけじゃないんだろ?」
「うん。私は惣右介が好きだ」

二へラっと笑った顔は、華奈が伊江村を好きだと言う時と同じ顔をしていて、

「藍染きめぇ・・・」

どんだけ華奈を観察して作ったんだと、十一番隊の中で藍染の株が下がった。
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