SHINeeDream

□受験生/KEY
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下では母とキボム先生の声がする


「KEY子さんは多分…僕じゃない人に教えてもらいたいと思っていると思います。
KEY子さんの為に私じゃない人にするのはどうですか?」

「あら…あの子そんな事思ってたの?」

「はい。」


違う



私はこの世で一番キボム先生が嫌い

優しくないし、厳しいし、うるさいし……


けどバカな私でも分かる


さっき先生が言ったようにこれらは

私の為



だから違う先生なんて絶対に嫌


「じゃあ…キボム先生今までお世話になりました。」

「いえいえ。
こちらこそ、では。」



ガチャ



玄関の扉が開き、閉まった音がした





もしここで私が追い掛けなかったら………


一生会えない


そんな気がしたとたん私の足はすでに動いていた
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