SHINeeDream
□意地悪/Jonghyun
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けど一向に彼は動かない
そろそろ暇になってきたよ……
退屈になった私はジョンヒョンと呼び掛けた
「ん?どうしたKEY子?」
一瞬こっちを向いたもののまた彼の視線は私でなくTVへ
TVに映っているのは私より綺麗で大人な雰囲気をもつ最近人気な女優
いかにもジョンヒョンが好きそうな子だ
するといきなり彼が言った
「やっぱり大人な女性っていいよな…
なんか安心感があるし…
甘える時にさ」
私は大人っぽくもないし、彼より年下だしまったく正反対だった
けど私のことなんて気にせず語りつづける彼
「うん、ほんと大人な人いいわぁ…」
最低ッ。
私の気持ちなんて知らないで……
私が少し拗ねていることに今さら気が付く彼
「KEY子?;」
「……………」
完全無視
彼は私のご機嫌をとるようにしてくっついてくる
それを私は遠ざかるようにして違うソファーに座る
「………KEY子…?」
「………………」
「ねぇ………あっ、もしかしてさ………
嫉妬?」
何それ!!
私はそっぽを向いて聞こえないふりをする