孤高の獣

□お友達〜トリコ〜
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孤島、永久凍土。
島の北部に存在する、全てを凍らせる地。

「うひょー、流石に寒いな。」

そんな中、一人の男がいた。
巨漢で、青い髪に目元の傷が印象的な男だ。

「食材の宝庫ともあろう島が、こんな危険な島だったとは……思いもしなかったぜ。」

当たり前である。ここ、永久凍土はこの島で第二に危ない地なのだから。実質、自業自得だ。
極寒地獄、アイスヘルに似た寒さのこの地には、勿論寒さに強いフリーザバイソンも居るわけで…………。

「お?丁度良い、腹も減ったし飯にするか!」

しかしそれ以前に彼は四天王であって…………。

「この世の全ての食材に感謝をこめて…………いただきます。」

小動物同然に猛獣は宙を舞い…………。

「うんめえぇ〜!」

彼の胃袋に収まったのだった。
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