ut☆pr short

□弱くても
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『はい、翔ちゃんの負けっ』



「くっそぉぉ!またかよ!」


今幼なじみの七海と近所の公園でバスケットボールをしている。

週に一度は必ずやるのだ。


しかし、七海は部活でバスケットボールをやっているため体力もあるし、技術もある。


『翔ちゃん行くよ〜』


「おう!」



俺達は高2で来年は受験生。


ずっと一緒の七海


だから俺はあいつを信頼しているし、よき幼なじみ。



だけど、幼なじみ以上に俺にとってだいじなやつ。




七海は俺の好きな人だ。




『ぼけっとしてないでこっちこっち!』

想いとかまだ伝えてないけどそのときがくれば必ず伝える。


まだ準備期間

今の俺はまだまだ弱いんだ。


スパッとシュートする音が背中から聞こえてくる。


『へへっ勝った!』


七海にはいろいろと負けている気がする。


このバスケも含めて。



だから俺はもっともっと上を目指すんだ。



「次は負けねぇぞ!」


『行くよ〜』














弱くても







(いつか君を守るための)(大きな力を)

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