ut☆pr short
□弱くても
1ページ/1ページ
『はい、翔ちゃんの負けっ』
「くっそぉぉ!またかよ!」
今幼なじみの七海と近所の公園でバスケットボールをしている。
週に一度は必ずやるのだ。
しかし、七海は部活でバスケットボールをやっているため体力もあるし、技術もある。
『翔ちゃん行くよ〜』
「おう!」
俺達は高2で来年は受験生。
ずっと一緒の七海
だから俺はあいつを信頼しているし、よき幼なじみ。
だけど、幼なじみ以上に俺にとってだいじなやつ。
七海は俺の好きな人だ。
『ぼけっとしてないでこっちこっち!』
想いとかまだ伝えてないけどそのときがくれば必ず伝える。
まだ準備期間
今の俺はまだまだ弱いんだ。
スパッとシュートする音が背中から聞こえてくる。
『へへっ勝った!』
七海にはいろいろと負けている気がする。
このバスケも含めて。
だから俺はもっともっと上を目指すんだ。
「次は負けねぇぞ!」
『行くよ〜』
弱くても
(いつか君を守るための)(大きな力を)