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□4.嫌ってくれるまで諦めないよ?
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「ねぇ、春歌聞いて?」


突然私の名前を呼ぶと彼はしゃがんで私の顔が彼に見えるように優しく固定した。


頬に優しく触れる大きな手。


目の前には今まで見たことのない真剣な一十木くんの表情。


「春歌が俺のこと本当の本当に」









「嫌いになるまで諦めないよ」








(あなたを嫌いになるなんて)(絶対に出来ないのです)
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