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□4.嫌ってくれるまで諦めないよ?
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だから昨日のこともあって今一十木くんとは喋りたくないのだ。


もうすぐ放課後になる。
今日は一人で帰ろうと思った。


気まずいし‥ね…



5時間目の授業終了のチャイムがなると私のクラスに一十木くんが入ってきた。


皆がじっと彼を見てざわざわと盛り上がっていた。


「いつものとこ」


きっとこれは放課後のこと。
靴箱で待っていると言う意味だろう。

あまり集まらないで欲しいと感じてわかりにくく伝えたのだ。

私達だけの合言葉みたいなもの。

ついこの間作ったのだ。


それだけ言うと彼はクラスに帰っていった。


なんか緊張しちゃう。

と思いつつも少し気まずい気持ちがうすれたのだった。








 
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