DRRR!! 小説

□俺のノミ蟲がこんなに可愛い訳がない
2ページ/5ページ

気が付くと、俺はノミ蟲を抱きかかえていた。

その、なんだ。
喧嘩吹っかけた奴が目の前でぶっ倒れたんだ。
そのまま放って置くのは、なぜか俺のプライドが許さなかった。

急いで、俺のアパートに向かう。
その間も、ノミ蟲は苦しそうに息を荒げ、目を覚まさなかった。





****


とりあえず、ベッドに寝かせた。

今でも、俺は俺が信じられねぇ・・
なんで、コイツが俺のベッドで寝てるんだ・・・


「ん・・ ここ・・・どこ・・」

うっすらと、ノミ蟲が目を開けてつぶやいた。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ