DRRR!! 小説
□俺のノミ蟲がこんなに可愛い訳がない
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気が付くと、俺はノミ蟲を抱きかかえていた。
その、なんだ。
喧嘩吹っかけた奴が目の前でぶっ倒れたんだ。
そのまま放って置くのは、なぜか俺のプライドが許さなかった。
急いで、俺のアパートに向かう。
その間も、ノミ蟲は苦しそうに息を荒げ、目を覚まさなかった。
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とりあえず、ベッドに寝かせた。
今でも、俺は俺が信じられねぇ・・
なんで、コイツが俺のベッドで寝てるんだ・・・
「ん・・ ここ・・・どこ・・」
うっすらと、ノミ蟲が目を開けてつぶやいた。