*short* 恋スル?
□口内炎/D6
1ページ/1ページ
6「ただいま。」
『おっかえり〜♪』
俺が帰ればいつも玄関まで来て
飛びついてきて犬みたいに可愛いななこ。
ん・・?
6「・・・なんでマスクしてんの?」
『(ギクッ)ん〜、予防bb』
6「風邪??」
『ちがうけど・・w』
6「んじゃあなんだよ」
『ま・・まぁまぁwお部屋行きましょ←』」
背中を押されて部屋の中へ。
テーブルに並ぶななこの手料理。
『ご飯にするー?それともお風呂ー?』
マスク越しから話す君になんかちょっと
ムッとして・・・。
6「ななこにする」
『・・は?・・ちょっ・』
マスクをとれば慌てるななこ。
6「いいから、大人しくしてろ、馬鹿」
軽くキスするとななこはビクッとした。
いつもしてるくせに・・。
なんだ・・?
「やめて」なんていうから俺だって我慢ができなくなって舌を滑り込ませた・・その瞬間・・
『!!〜〜っ!んぅ〜っ><』
ななこがいきなり俺の胸をダンダン叩き始める。苦しい?いやそんなワケない。
6「っんだよ、・・?!」
俺の目の前でポロポロと涙を流す
ななこ。
6「・・え?」
『やめてって言ったじゃんかぁ・・(泣』
6「そんなに・・嫌だった・・?」
ちょっとヘコむ・・。
『・・っいえん・・』
泣いててわからない。
6「・・なに?」
『こーないえんっ!!』
・・・・は?www
口内炎?w
6「・・いてぇの・・?」
コクンとうなずいたななこは俺にギュッと抱きついて。
『っ・・ごめんねぇ・・』
上目遣いで涙目で・・。
そんなコト言って俺に我慢しろなんて。
なんて神様は意地悪なんだ・。
6「ごめっ・・我慢できねぇ・・」
再び口を近づけると、
今度はななこの人差し指が俺の唇に。
『今日は・・ちゅー、なし・・ね?』
なんて可愛く笑うから。
またストップ聞かなくて。
明日怒られるんだろうな。なんて考えながら。
俺はななこを抱きしめた。