土佐の華

□1
2ページ/3ページ


神楽「誰アルカ?」


話に割って入ってきた神楽は
物珍しそうにかほを見つめた


  『銀ちゃんもう2人も子供がおるが?』


こがーに大きな、と続けるかほに3人は素早くツッコンだ


銀時「こんなでけぇガキ居るはずねぇだろ。俺いくつだよ」
神楽「こんなのパピーだったら人生終わりアル」
銀時「なんつーことゆうんだテメェ!」


そうして始まる口喧嘩に新八はため息を漏らした


新八「かほさんは高知の方なんですか?」
  『うん、土佐ちや』
新八「坂本さんと同じですね」
  『そうちや、幼馴染やき』
銀時「今は辰馬と一緒じゃねぇのか?」


取っ組み合いの手を止め銀時が聞いた


  『うん、辰馬とは最近会っちゃーせんよ』
銀時「そうかー」
  『せっかくかぶき町に来たき、銀ちゃんのこと探したぜよ』


変わらず無垢な笑顔を見せるかほに
少し安心した銀時だった


銀時「よぉーし!かほ、このあとの予定は?」
  『?なんちゃーがやないけど』
銀時「んじゃー銀さんとデートでもすっか」
  『まっこと?やったー』
神楽「私も行きたいアル!」
銀時「ばっ!デートだっつってんだろぉが」
  『いいがやない、みんなで行こうや』


そうして万事屋一行はかほとかぶき町デートに出た


次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ