土佐の華
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神楽「誰アルカ?」
話に割って入ってきた神楽は
物珍しそうにかほを見つめた
『銀ちゃんもう2人も子供がおるが?』
こがーに大きな、と続けるかほに3人は素早くツッコンだ
銀時「こんなでけぇガキ居るはずねぇだろ。俺いくつだよ」
神楽「こんなのパピーだったら人生終わりアル」
銀時「なんつーことゆうんだテメェ!」
そうして始まる口喧嘩に新八はため息を漏らした
新八「かほさんは高知の方なんですか?」
『うん、土佐ちや』
新八「坂本さんと同じですね」
『そうちや、幼馴染やき』
銀時「今は辰馬と一緒じゃねぇのか?」
取っ組み合いの手を止め銀時が聞いた
『うん、辰馬とは最近会っちゃーせんよ』
銀時「そうかー」
『せっかくかぶき町に来たき、銀ちゃんのこと探したぜよ』
変わらず無垢な笑顔を見せるかほに
少し安心した銀時だった
銀時「よぉーし!かほ、このあとの予定は?」
『?なんちゃーがやないけど』
銀時「んじゃー銀さんとデートでもすっか」
『まっこと?やったー』
神楽「私も行きたいアル!」
銀時「ばっ!デートだっつってんだろぉが」
『いいがやない、みんなで行こうや』
そうして万事屋一行はかほとかぶき町デートに出た