Japanese Hero

□#2
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楓「あ、かほさーん」
『あ、お待たせ』
虎徹「よぉ」


かほはボーダーニットとショーパン姿でやって来た


楓「じゃ、行こっ」


楓はかほと虎徹の手を引っぱる
かほも若いのでお父さんと娘2人の様にも見える


虎徹「(やっぱ2児の父親見にえるのかな・・・)」
『こうしてると夫婦みたいですよね』
虎徹「え、あ・・・そう?」
『タイガーさんは歳の割に若々しいから』


そう言って笑うかほの横顔


楓「あ、かほさん服選んでよ」


楓はかほの手を引き2人で服屋に入る
子供服から婦人服まで揃ったこの服屋
かほと楽しそうに服を選ぶ楓


『これ可愛いっ』
楓「ほんとだぁ!私これ着てみる」


選んだ可愛らしいシャツを持って楓が試着室に入る
その前で虎徹とかほは待ってる


『タイガーさんも服見てきたらどうですか?』
虎徹「・・・いや、俺はいいよ
それよりさ、名前で呼んでくれねぇ?」
『え・・・こ、虎徹さん・・・?』
虎徹「合格。かほはいいのか?服見ないで」
『今日はいいです、また今度付き合ってください』


そう言うと虎徹もフッと笑った


虎徹「あぁ、いつでも大歓迎だぜ」


試着室の中でその会話が聞こえて楓は嬉しそうに笑った


楓「どうかな?」
虎徹「おぉ〜似合ってるぞ!楓」
楓「お父さんに聞いてないの!かほさんどう?」
『すっごい似合ってるよ』


その後3人でパフェを食べに行ったり
遊園地でアトラクションに乗った


「奥さんですか?綺麗な方ですねぇ羨ましいです」
虎徹「え、あぁ・・・」


レストランの会計の時
手を繋いでる2人を見て男の店員さんが言った


虎徹「奥さん、な・・・」

――――――――――――

「旦那さんですか?とってもお似合いですねぇ」
『え、あぁ・・・』


アトラクションで楓ちゃんとはしゃぐ虎徹
それを見ているかほに話しかける店員さん


『旦那さんかぁ〜//』
虎徹「何ニヤけてるんだ?」
『え、別に?』


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