\mewl mewl/

□3にゃん
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「くっだらねぇ・・・」


バトルロイヤルホストというファミレスに
新しく入ったウエイトレスが可愛いと
新選組の隊士たちの中で噂になっていた
それを聞いた副長の土方十四郎は眉間にシワを寄せた


「まぁまぁ落ち着けトシ」
「ちょうどこの近くでさァ、寄って行きやしょうぜ」
「行かねぇよ、近藤さん帰ろうぜ」


だが近藤も気になるようで
結局無理くり連れて行かれてしまった


「まぁお妙さんに勝てる子なんてこの世にいないよね!」


一人意気揚々とメニューを見ながら笑う近藤
だが顔をあげた途端突如その顔から笑が消えた


『ん?ご注文お決まりですk・・・あ』
「あぁ土方スペシャr・・・お前はっ!」


この間連行した張本人が目の前で訳の分からない注文をした
あれは脱獄になるのかな、でも屯所をブレイクした訳だし
プリ○ン・ブレイクではない訳だし・・・


「何訳のわからねぇこと言ってんだコラ」


やっぱりこの黒髪の人怖いよぉ・・・


「アンタだったのか、可愛い店員って」
『まさかーそんなはずにゃいですよ』
「なくねぇよ、近藤さんフリーズしてるぜィ
容量デカくて処理しきれなかったんでしょうね」


この間のパトカーに載ってた栗色の髪の青年は
黒髪の人に比べて柔らかくて優しそうな人だった


「まぁこの間の事は済んだことだ、もういい」


わおこの黒髪、意外に理解がある人のようです


「土方十四郎だ、黒髪って呼ぶんじゃねぇ」
「因みに俺は沖田総悟でさァ」
『あたしはかほっていいます』


店が忙しくなってきてかほは名前を言ったあと
厨房の方に戻って行ってしまった


「来てよかったですねィ黒髪さん」
「うるせーよ、何が優しそうな青年だコラ」


ニヤニヤ笑う沖田にそう言って
土方はかほの消えた厨房に目をやった


 

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