かぶき町
□ラブリーサンタ
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『ランランラン、ランランラン、ランランラーララーン♪』
今日は12月25日、恋人たちのクリスマス
街は恋人たちで溢れ街中煌びやかなイルミネーション
だが街の人たち一人の少女を見ていた
ベアトップのタイトめなミニサンタワンピを着て
ニットのカーディガンと白のニーハイとサンタ帽
大きな白い袋を担ぎスキップして鼻歌を口ずさむかほ。
『たのもーっ!』
かほは目的地に到着する
“新選組屯所”の門をそう言ったと同時に蹴り破る
土方「うぉぉおおい!なにやってんだテメェ!」
たまたま近くにいた土方は腰を抜かしている
土方「お前な、そろそろ器物破損でしょっぴk・・・」
少しの砂煙が止みかほの姿が確認されると
土方は話していたことを忘れ固まってしまった
土方「なんて格好をっ・・・//」
『土方さん、メリークリスマス♪』
すると他の隊士たちも騒ぎを聞きつけやって来る
総悟「かほ、お前なんでィその格好・・・」
『総悟、メリークリスマス♪』
ニッコリと総悟にも言うかほ
「「「か、かわええェエ!!///」」」
『かほちゃんサンタやで♪』
土方「やで♪じゃねぇよ!んな格好で街歩いてきたのか?!」
『いえーーす♪』
総悟「で、プレゼントくれに来たのかィ?」
そう言うとハッとした表情で袋をおろした
大きな袋に顔を突っ込みプレゼントを探す
土方「ばっか!テメェ、パンツ見えんだろォが!//」
『え、あぁゴメンゴメン』
『土方さんには馬鹿の一つ覚えでマヨネーズ、』
土方「なんか聞き捨てならねぇけどサンキュ」
『総悟にはおもちゃね』
総悟「なんでィ、俺ァガキじゃねぇ」
『これ、ここ押すと電気が走るんやって
だから今度土方さんに仕掛けてやってよ。』
土方「おい、まる聞こえだぞ」
『あ、どうしよう・・・』
総悟「かほの仕掛ける罠でさァ
聞こえてても知らんふりして引っかかってくれやすぜ」
そう言うとかほは土方をチラッと見てニッコリ笑った
土方「(あの笑顔は反則だろ・・・//)」