♭03 クラリネット三重奏曲/A.Zemlinsky
Trio fur Klarinette, Violoncello und Klavier d moll op.3
1楽章
Allegro ma non troppo
演奏
ゆえ(Clarinet)、ゆい(Piano)、くろうさ(Cello)
演奏時間:10分
アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキーは
ウィーン出身の作曲家である。
作風にはブラームス、ワーグナー、マーラーらに影響が見られ、
後期ロマン派と新ウィーン楽派を結ぶ存在と言える。
オペラ等の指揮者としても活躍しており、
シェーンベルクの師であり義理の兄でもある。
クラリネット三重奏曲Op.3は彼がまだ
20代前半の若い頃の作品である。
ブラームスがクラリネット三重奏曲を書いた
わずか5年後の作品で、音色の使い方やモチーフなど
随所に彼の作品の影響が見られる。
この作品をジムロック社に推薦し
出版の後押しをしたのもブラームスだった。
今回演奏する第1楽章はソナタ形式で書かれ、
心に渦巻く情熱と美しく流れる穏やさを持った
いくつものモチーフがそれぞれの楽器で登場する。
そして迫り来るような激しいコーダによって終結する。
くろうさ「冒頭 はとぽっぽ」
ゆえ「♭7個は初めてです」
ゆい「リズムの絡みがヤバイ」
まとめ:マジ厨二