闇は私を明るく照らす

裏切りと理由
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「きゃあぁぁあっっ!!」



『!?』




「どうした!?」


「何や今の悲鳴!」



亜莉沙の悲鳴に
跡部先輩以外のレギュラー陣が駆けつけた



「おしたり…せんぱ…」



涙を流しながら亜莉沙は忍足先輩に抱きついた



「どうしたんや?
亜莉沙、まさか…!?」


「うぐっ…ひっく、ひっく」



辺りを見回して
何が起こったのかを察し

先輩は亜莉沙を隠すように抱き締めた



「優…お前がやったのかよ」


『宍戸さ…違っ…!』


「何がだよ
お前がドリンクかけたんだろ」



……!? そんな……



『違います!!私は…!』


「じゃあその手に持ってるボトルは何?」


『え…?』



恐る恐る自分の手元を見ると 洗いかけで濡れているボトルが握られていた

端から見れば、その中入っていたドリンクが
亜莉沙にかかったように見えるだろう



『あ、あぁあ……!』


「何とか言えよ!!」






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