多分同じ夢を見てる.
□これからも兄妹だよ.
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篤志視点です.
今日は俺の卒業式.やっぱり俺は最後の最後までイケメンなんだな☆
今日でこの制服を着るのも最後なんだな.
そして.桜子と学校行くのも最後なんだよな.
え?
俺と桜子が一緒に登校しているところを見たことがない?
はw気のせいだろ.イケメンな俺に限ってそんな事無いはずだが?
母「篤志.そろそろ時間やばくない?」
南沢「え…あ…」
母「卒業式まで遅刻なんてあんた馬鹿なの?」
母さん…そこまで息子を貶さなくても良いだろ…
泣きたくなる…
俺は急いで学校に向かった.
時間に余裕がないから.ここは少し省略するぞw
俺は学校に着き下駄箱を開けたら
一通の手紙が入っていた.やっぱり
俺は最後の最後までイケメンなんだ.
改めて実感した.
封筒には見慣れた文字で
"南沢桜子"と書かれていた.
まさか…剣城なんかより俺が好きなのか…?
剣城「黙れ」
南沢「貴様.今日ももみあげがカオスだなw」
剣城「早く卒業しろよ.桜子から」
南沢「貴様がなw」
火花を散らしていると.
大好きな妹とツンデレなちびが呆れて
俺達を見ていた.
桜子「篤志兄…手紙はあとで読んでね…!!」
桜子はそう言うと剣城に声をかけて
走っていった.
倉間「今日であんたとおわかれっすね」
南沢「そうだな.寂しいか?」
倉間「いや.全然?
むしろ嬉しいし.有り難いです.」
何だと…倉間の奴…
少しくらい素直に言ってほしかった…
ツンデレめ…