短編

□お兄ちゃん禁止令:翔謙
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お兄ちゃん禁止令1日目


「おっ・・・・翔太が来おへん・・こら早速効果有りやな」

いつも翔太が起こしに来る時間になっても来ないことに感動する謙也


着替えて下へ降りるとテーブルには不機嫌そうにパンをかじる翔太の姿があった


「おはようさん翔太」

謙也は様子を覗いながら翔太の隣の席に座る
謙也が来た瞬間にパアッと笑顔になる翔太

「にっ・・兄ちゃんおはよう!!」

持っていたパンを皿に置き、そしていつものように抱きつこうとすれば・・・

「翔太」

向かいの席の父親がコーヒーをすすりながら一括する


「あっ・・・・・・」

翔太は気付いて抱きつくのを中止して再びパンをかじる














こうして1日目は
翔太がお兄ちゃん禁止令を忘れて抱きつこうとしたり膝枕しようとしたりするのを父親や母親に指摘されながら終わった



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