短編

□410個の幸せ:四天宝寺
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はあ




ちょっとはまともに答えてくれる奴おらんのか・・・・・・はあ・・





















おるやんおるやん♪



銀〜!!


「謙也はんやないか、どないしたんや」


四天記念の質問やねんけどな
『何かが410個貰えるなら何が欲しいですか』


「せやなあ・・・410個か・・・」


銀ならまともな答え期待しとるで


「ほなら新しく410式波動球が打てる力が欲しいっちゅうことにしよか」


410式?何か四天に相応しい式数やけどそれはあまりにも危険や!!

「せやなあ、まあ河村はんやったら大丈夫とちゃうか よし、来年に備えて力つけるわ」




銀ならホンマに410式打ててしまいそうやな






















次は・・・・・千歳やな





なあ千歳


「なんね?」


『何かが410個貰えるなら何が欲しいですか』


「410個とは難しか数字たいね」


まあパッと思い浮かんだやつでええねん

「普段考え事なんかせんたい、思い浮かんと」


そお言わんと希望を言ってみいや


「んー・・・せやねえ・・・ならテトば410匹欲しいたい」

テト?! 何やそれ


「風の谷の●ウシカに出てくるキツネリスの名前たい」

あー あのちっこいやつかー・・・
って!!あんなん410匹もおってどないするんや?ムツゴ●ウさんもびっくりやで?!

「テトばむぞらしかね、ジ●リ一番好きな動物たい」

そ・・・そうか
もし叶ってもお前でかいから踏み潰さんよう気いつけてや


「大丈夫たい、みんな肩に乗せると」

410匹も乗らんわ!!























はあ



誰かまともな答え言えやー
今んとこ俺が一番まともやんけ(←え)




なあ光


「何です?」


お前はまともって信じとるからな

「は?」


『何かが410個貰えるなら何が欲しいですか』
っちゅう質問やねんけど


「ああ、四天記念のやつっスね」


おん、せやで

「まあどうせなら利益があってええもんがええっすね」


せやなあ


「ほな諭吉で」

え?

「諭吉言うたらお札に決まっとるやないスか、諭吉410枚で410万っスよ」


た・・・確かに・・・


「謙也さんの希望以上にまともな答えや思うんスけど」

確かにまともやけどもうちょい夢見ろや!!

「何やねん、まともや言うたり夢見ろや言うたり」


お前のはリアル過ぎるんや


「まあ因みにその金で善哉の湯舟に浸かってみたいとか言うたら夢あるんちゃいます?」


いや それ410万なくともできるやろ!!

「何言うてるんスか?小豆は北海道産の大納言で砂糖は香川の和三盆ですからね、毎日」


毎日かい!!

















あーもう

光ならまともな答えくれる思ってんけどなあ



もうこうなったら最後はアイツや










白石!!!

「何や?謙也」


『何かが410個貰えるなら何が欲しいですか』

さあ答えろ白石!!


「んー・・まあとりあえず410個もあって無駄やないもんを考えなな」

まさかの消去法かい!!

「どうせ謙也はけったいな消しゴムとか答えたんやろ?そんなん410個もあったところで謙也がそない消しゴム使い切るほど勉強するとは思わんし無駄過ぎるわ」

お前色々失礼やな・・・


「俺は・・・・せやな、それやったらカブリエルのプロテインゼリー410個がええわ」


410個もいるか!!
無駄やんか!!

「無駄やない!!カブリエルが日々美しい肉体となっていくためには必要なんや!!まあ清潔さも大事やから1日1個取り替えとして考えても1年以上分あるわけや」


いや、カブリエル冬越えられんやろ

「越えられる!!プロテインでカブリエルの筋肉はカッチカチなんや!!冬なんてんなもん越えられるねん」


ネタ若干古いから!!





















って!!

結局誰もまともな答え出てへんがな!!




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