短編

□俺の謙也や!!:金謙翔
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「なあなあ謙也あー」

「お、何や金ちゃん」

「明日謙也の家泊まりたいねん」

「おお、ええでー こないだは俺が金ちゃん家泊まったもんなぁ」

「よっしゃ、楽しみやー!!」





そんな会話を部活終わりに金ちゃんとした

家に帰ってからオカンに

「明日金ちゃん泊まりにくるから」

って言えば

「ほな明日はぎょうさんご飯作らへんとなあ」

なんて返ってきた


「ほな、明日部活終わったら金ちゃん連れて帰るわな」

「はいはい、寄り道せんと帰るんやで」

「おっ、明日誰か泊まりに来はるんか?」

病院を閉めて丁度家に帰ってきたオトンがリビングに顔を出す


「おん、金ちゃんが泊まりに来んねん」

「ああ、翔太の同級生の子か」

「そうそう せやから明日は騒がしくなるで」

「騒がしくするんはかまへんけど金太郎君に怪我させたらアカンで」

「わかっとるわー」


こうしてオトンにも明日金ちゃんが泊まることを伝え、俺は部屋に戻った


















「兄ちゃーん」

部屋の外から翔太の声が聞こえる



「翔太か、入ってええでー」

「おん」

翔太が部屋に入ってきた

「明日な、前兄ちゃんが探しとる言うとったゲーム友達から借りれそうなねんけど一緒にせえへん?」

「ホンマか?!でかしたで翔太!!!」


謙也は翔太の頭を撫で回す

「えへへっ、せやから明日兄ちゃん帰ってきたらしよなー」

「(あっ、明日金ちゃん泊まりに来るんやった・・・・まあ、3人でやればえっか)


おん、ええで」


「よっしゃ、ほな後でー」


翔太は上機嫌で部屋を出て行った












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