長い夢
□7 カラクサ潜入→脱出
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こんにちは!ちょうどお昼ですぜ皆さん。
さっきまで、ポケセンのショップでポケモングッズの買出しをして、新しくかってスカスカだったかばんの中身も充実!
しかし、ここでもレッドさんは大人買いだった。かごに回復の薬とか色々詰めまくってたからなぁ…店員さんむちゃくちゃ驚いてたよ。
そして、その荷物がかばんに入りきっているから驚きだ。
「四次元ポケット…?」
まぁ、そこは気にするところじゃないね。
レ「名無しさん、あそこでご飯食べてからカラクサをでよう。」
「了解!レッド隊長!!」
レ「いくぞ!名無しさん君」
割とレッドさんはノリのいい人である。
レ「ん?あの人だかりはなんだろ?」
ん〜…あれって、確か、ゲーチスが演説して、Nが出てくるあのイベント!?
これ回避したほうがいいのだろうか…?
話がややこしくなるぞ…?
「って、またいねぇ!」
あたしが考えてる間に
もう、レッドさんは興味心身で人だかりの方へ行っていた。
そして、あたしも急いで付いていって演説を聞いてみる。
しかし、すぐに終わってしまった。
レ「今の演説に納得できない。
どうして、ポケモンと人を切り離す必要があるんだ?
たしかに、奇麗事じゃ済まされないことが世の中たくさんごろごろしてる。
でも、ポケモンを必要としてる人はきっと沢山居るしその逆もあると思う、
それに、人だって同じ、好きじゃない人にはついていかないし、指示も聞かないだろ?
今まで人が積み上げた歴史の中に必ずポケモンが居るように。
上手く表現できないけど…ポケモンは人を変える、人もポケモンを変える、
結果はどうであれ影響しあって生きてる。
どちらも欠けてはならないと思う。違うかな…?」
いきなり語り始めた。でも、あたしもそう思うなぁ…。ポケモンと人って切っても切り離せない関係だと思うし。
昨日来たばっかりだけど、それは分かる。
そういえば奇麗事じゃすまないことって、もしかして…?
?「君のポケモンも君も興味深いことを言うね。」
レ「…?」
緑の長髪に黒い帽子に傍らにはチョロネコ。
まさか、N…!?
で、出会っちゃったよ…
N「もっと、そのポケモンの声、聞かせてもらおうか!」
あたしたちにかまわずNはチョロネコをくりだした。
レ「!?…ピカチュウ、いくよ」
ぴっか!
レッドさんの目つきがするどくなりさっきまでの穏やかな雰囲気は消え空気がぴりぴりとなる、
両者も真剣そのものだ。
これがポケモンバトル…。
どちらも一歩も引かない。
息を呑む戦いだ。
レ「ピカチュウ、電光石火!」
N「チョロネコ!かわして引っかく!」
チョロネコはひらりとかわそうとするが、レッドさんのピカチュウはとてつもないすばやさで、間髪いれず突っ込む。
チョロネコはなすすべがなく電光石火がクリーンヒット。
しかし、大きなレベル差とパワーのある攻撃のわりにチョロネコがあまり怪我をしていない。
上手く手加減しているのがわかる…。
十分知ってることだけど本当にレッドさんは強すぎる!
N「君のポケモンもそんなことを言うのか…!
しかし、僕の目的は変わらない。ポケモン…
いや、トモダチのために世界を変えねばならない…」
そう言い残し、去っていった。
レ「ピカチュウお疲れ。なんだったんだあいつは?」