長い夢

□6 カラクサ突入
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あたしたちが、カラクサに着くころには
空は紅から藍色に変わり星が瞬いていた。きれいな景色を見るとテンションが上がるなぁ。


レ「田舎の星空ってホントにきれいだよね。」



呑気であるこんなに暗くなったというのに。



しかし、実際ここら辺は本当に平和であるのは事実だ。
野生ポケモンがいきなり襲ってくる訳でなく、とても安全。

レ「それにしても、カラクサ付近って見晴らしいいよね。」



そうだ!キャサリンとピチューのトレーニングは明日の早朝にしよう!


レ「大きい広場だ…なにかイベントがありそうだね」



う〜ん…でも買い物にも行きたい…あ!それに、制服でトレーニングはできないよね…!よし!


見事に考えてることが違う二人。



「ねぇレッドさん!明日、買い物しよう!」



レ「あ…うん(全部スルーされた…)」




「ポケセンありましたよ!速く!!」


レ「…うん」



ウイーン――


中に入るとゲームでもあったようにショップとポケセンが一緒になっているためとても広い…!

それにアニメのようにトレーナーの宿泊施設にもなっているためゲームでは無かったポケセンの奥に泊まるところがある。


レ「あ、名無しさんトレーナーカード持ってるっけ?これないと、泊まれないよ?」


「え!?持ってないんだけど…。」


レ「大丈夫、心配しなくてもあのパソコンで、5分ぐらいでできるから。あと顔写真撮らないとね。」






それを先に言って欲しかったです。
一人で野宿一択になるところだった。シャレにならない。




――


レ「顔写真撮れた?」


「うん。」


レ「どれ…」




実はあたし、写真写りが悪すぎまして…


レ「見せてくれますぅ?」



レッドさん異常に口角が釣りあがってる…言い方きめぇ。


レ「へ〜。お金を払ったのは誰だったけ?」

にたぁとどすの利いた笑みでこちらを見てくる。

「レッドさん!でも、これだけは勘弁よろしく!」


もう日本語がわやになっている。


「あ!」


レ「ピカチュウありがと。」


なんと、いつの間にかあたしの後ろに回りこんだピカチュウに取られてしまった。


レ「もっさい顔!どう撮ったらこうなるんだよ!あはははは!」



「普通に撮っただけです…はい…もっさい顔なのは重々承知しております…」




なけるぜ…
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