長い夢
□5 カノコ脱出
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あたしの隣にいるウパーのニックネームキャサリンになりました!!
うん、すごく似合ってる!
「キャサリン♪」
うぱー♪
ご機嫌だねぇ。
なんだか、HGSSの連れ歩きを思い出す。
そういえば用も無いのに、後ろのポケモンに話しかけまくってたなぁ。
そうこうしながら、歩いていくと、ひときわ目立つ研究所を発見。都合よすぎ!
ウィーン―
あれ、入れない。
レ「名無しさん遅すぎ!待ちくたびれたよ〜」
あたしがが入ろうとした瞬間レッドさん出てきてそのままの距離で話かけられた。
って、近すぎですレッドさん!
「ご、ごめん色々あってさ。」
あたしが、一歩下がるとなぜか一歩進むレッドさん
距離取れない!新手のいじめ!?
やめてくれ、心臓に悪いから!
アララギ(以下ア)「あら?レッドくん、待っていた名無しさんちゃんが来たかしら?」
レ「あ、はい!」
レッドさんは歩み寄ってくるのをやめ、アララギ博士の方を向く。
「こんにちは。アララギ博士…?」
ア「こんにちは名無しさんちゃん!あ、そうだ!レッドくん頼まれてたア レ、
届いたわよ〜」
レ「ありがとうございます。名無しさん、ポケモンもってなかったよね?この子俺からのプレゼントね。」
プレゼントもらっちまったぜ。
レ「その中にはピチューが入ってるから。そして俺の一番のお気に入り!大切に育ててやって。」
「レッドさん、ありがとうございます!」
こんな優しい青年、あたしの周りにいなかったよ!
同い年なのに、なんて紳士的なんだ!
レ「あれ…?君の後ろにいるその子は…?」
――忘れてた。
「実はですね…ポケモン持ってないと思ってたんですけど、
かばん見たら1匹紛れ込んでまして…。」