長い夢

□1 序章
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 ▼レッドは カビゴンをくりだした!

「…来たなカビゴン。」

 ▼バクフーンは どうする?

相手はノーマル、きあいだまを打てばこうかはばつぐんだ!

となるのだがしかしタイプは一致していない、体力が多いし硬い…
できればポケモンを交代いところだがあいにく、バクフーンしか手持ちに残っていない。

しかし、相手も同じ残り一匹体力は半分…





―賭けてみようかな?

「あたれぇぇぇ!!!」

 
 ▼バクフーンの きあいだま!

 
カビゴンのHPが徐々にコマ送りのように減っていく。




 

 ▼きゅうしょに あたった!
  こうかは ばつぐんだ!

    





…!?



 



 ▼カビゴンのじしん!

 ▼こうかは ばつぐんだ!
  バクフーンは たおれた! 


 ▼しょうきん として ××××えん はらった。

 ▼… … …

 ▼名無しさんは めのまえが まっくらに なった!


あぁ、今日も負けた…BWに飽きてHGを最初からもう一回しているのだが、
何度挑んでもレッドさんだけには勝てない…

レッドさんだから仕方ない!

なのか、ただ単にあたしの技量不足なのか…?それともレベルの差がありすぎるのか…?

前は勝ててたのになぁ…なんで消しちゃったんだろ

「まぁいいか…寝よう」

名無しさんは深い眠りに着いた。



―翌朝。


「…ヤバイよ!遅刻だ!!」

母に怒鳴られるのを無視しドアをバン!と壊れそうになるぐらい勢いよく開けて

「いってきます!!」

目指すは、学校、出発進行!なんてねー


自転車に乗って長い長い坂を一気に駆け下りようとした時
あれ?あんなとこに看板が…

「お嬢ちゃんあぶない!!」

「…?」

 ふわっ


ものすごい音とともに空に浮き上がりあたしと自転車は空中を漂った

世界が反転して、空を仰ぐ。真っ青なそらだなぁ…


「死んじゃうのか。
…せめて、レッドさんを倒して死にたかった。」

なんであんなとこで工事してんだおっさんめ…天国から呪ってやる!!

よくみればDSも中を舞っていた。あぁ…長年連れ添ってきたDSともおさらばか…



そして、めのまえがブラックアウトした。










  



  
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